ガンダム Gのレコンギスタ第2話「G-セルフ起動!」雑感

元気のGは始まりのG! なんで始まりが「G」なのかは意味不明ですが、このキャッチコピーの強引さと語呂の良さはいいね(笑)

捕らえられたアイーダを救出すべく襲撃を開始する宇宙海賊のアメリア軍。市街地がいきなり空襲され、地上が戦火に見舞われましたが、こういうのって敵が近付く前に迎撃することはできないんですかね? やけに簡単に敵の侵入を許しちゃったなと。

モビルスーツ同士のバトルは敢えてCGを使わず、手描きで表現しているのが最近としては珍しい。私はアニメに積極的にCGを駆使していくべきという考えですが、ロボットアニメの場合だと、「せっかくCGなんだから、たくさん動かさないともったいない!」と思い込みがち。結果、過剰な演出とスピード感でロボットらしい重厚さを欠いてしまうことが多かったので、レコンギスタのように手描きで動かすぐらいが丁度いい気もします。

宇宙海賊から鹵獲したGセルフで出撃したベルリは、グリモアという機体で駆るカーヒル大尉と対決。親近距離からパンチを連打してくる相手に向かって、躊躇なく土手っ腹(コックピット)をライフルで撃ち抜いたベルリの容赦なさにはドン引きですよ(笑)

ガンダムのパイロットってみんな反戦思想の持ち主で、人を殺すことに強い抵抗感を持っているのがデフォルトだと思っていただけに、何の躊躇いもなく引き金を引いたのは衝撃的でした。イマドキの主人公らしからぬ冷酷さだわ。まぁ、戦争でいちいち人殺しに葛藤し始める主人公には飽き飽きでしたから、こういうので全然いいんですけど。

アイーダを庇うためカーヒルを撃ち殺したベルリに対して、彼女はどうしてカーヒルを殺しちゃったのと泣きながらベルリに恨み節。今後アイーダは、ベルリのことを“カーヒルの仇”という認識で接することになるんでしょうね。アイーダに一目惚れしたベルリとしては辛い立場でしょう。これからの2人の恋の行方が気になります(私が気になるのは戦争よりもこっち)。

もう1人のピンク頭のヒロイン(名前憶えていない)は、そのベルリに対して気があるみたい。何かとアイーダに執心なベルリのことが面白くなく、嫉妬する様子を見せているところがカワイイ。まぁでも、典型的“報われない幼馴染ポジション”ですよね、彼女は…(笑)

富野監督はGのレコンギスタに韓流的なエッセンスも取り入れたいとコメントされていましたので、個人的にはこういった人間ドラマ(恋模様)の方に注視していきたいと思っていますよ。ロボットでの争いごとはオマケ!

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  1. 私は一応富野監督のガンダムはだいたい観てるんですが、テレビのガンダムでは一番ワクワクしました。
    子どもたちがみんな元気なのがすっごい観てて楽しいです。

    富野ガンダムは全然説明しないので、いつもよくわからないまま観てる感じなんですよね。
    でもGレコはよくわからなくても楽しめる作品になりそうです。

    ベルリくんは容赦なく殺したんじゃなくて、アイーダを構わず攻撃してくるのにカッとなって撃ったらコクピットだったって感じじゃないですかね?
    とりあえず、教官の体罰をよけたり、のびのび生きてて私は彼がかなり気に入りました。

    あと女の子がみんなかわいいですね。
    幼なじみちゃんがベルリくんへの好意を隠そうとしないとことかとっても微笑ましいです。

    • 私は富野監督に馴染みがない分、その新鮮さが加味されている部分があったと思いますが、ファン目線でもGのレコンギスタはワクワクさせられるものだったのですね。第1話から何か大きな動きがあったわけじゃないのに、これから面白いことが始まりそうなワクワク感を出せる作品って、本当に稀有なものだと思います。

      >(ベルリ)アイーダを構わず攻撃してくるのにカッとなって撃ったらコクピットだった
      その後のベルリ君の反応を見れば、不可抗力であったのは間違いないですね。私も本気でベルリ君が殺す気で引き金を引いたとは思っていませんが、少なくとも「敵と戦う意志を持っている」ところを評価したいです。敵を銃で撃つのも嫌がるような主人公じゃ話になりませんから。

  2. ベルリはカッとなって撃ったら焼き殺しちゃったって感じだと思いますね。アイーダに責められてるときもいや俺殺してねーし(意訳)って発言していましたし、単純にMSに乗って戦うということがどういうことかわかっていないだけかと。

    人を殺すことに葛藤するためにはまず自分の意思で人を殺したっていう実感が必要なわけで、そういう流れはこれからなんじゃないですかね。

    浅生さんの言う主人公の殺すことへの悩みって言うのも仲良くなった知り合いを殺した、殺されたっていうところから始まってくるので、開始早々は逆に戦うことには比較的ためらいがないことの方が多いですし。

    • 「戦場に出てばんばん敵を殺したいぜ!」なんて好戦的な主人公である必要はありませんが、いざというときには武器を手にとって敵と戦うことを厭わない気概を持った主人公であって欲しいものです。最初に思わぬカタチで人殺しをしてしまったせいで、逆に戦うことに臆病になってしまわないかが心配。

      戦争が長引けば、誰しも厭戦感が出てきて、戦争の無意味さを痛感するようになるのが普通(ガンダムWもそうでした)ですので、そういった心の動きは別に構いません。だからこそ、最初ぐらいは堅苦しい葛藤や倫理観抜きで、清々しくドンパチやっていて欲しいなと(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。