ゴールデンタイム第22話「パラダイスロスト」雑感

「でも、追いかけなかったんだよな? 君は香子を追いかけなかった」
「こうなってもまだ、『香子に会わせろ』とは言わない」
「香子に向き合おうとせず、ただ気が変わって戻ってきてくれることを待とうとしてる」
「随分暢気な話じゃないか」

ありがとう! 香子のお父さん! 私の言いたいことをまるっと代弁してくれて!(笑)

ホントにもう、こんな情けないことを指摘されるなんて、男として恥を知らなきゃダメですよ! 別れ話を切り出されても、まだ向こうから何かしてくれるのをぼけーっと待っているなんて脳味噌空っぽなパッシブ主人公そのもの。そんな周りが世話を焼いてくれないと何もできない赤子のような依存性に反吐が出ます!

香子に未練があるならパッと追いかけて引き留めりゃいいだけの話。向き合って、話し合って、それでもダメなら好きなだけ悄気返ればいい。香子も極端な性格だとは思いますけど、今の万里君が愛想尽かされるのは至って普通のこと。彼女とまともに向き合おうともしない男に、ひたすら愛を供給し続けてくれる都合の良い女なんて、ラノベやエロゲの世界にしか存在しませんって(あ、香子もラノベのヒロインだった)。

勝手に甘い期待をしておいて、それが思い通りにならなくなった途端、「振られた」「見切られた」「愛想尽かされた」といじけ始めるのはみっともないったらありゃしないね。そのことをリンダに叱責されたら、今度は逆ギレで自分を正当化し始めたのには呆れかえるばかり。リンダさん、私にも一発殴らせてください。

でも、私はまだ万里君のことを信じていますよ! 今ゴミみたいなヘタレ状態に陥っているのは、あくまで覚醒するための前振り。バトル漫画でいえば、秘めたる能力に目醒める一歩手前! 万里君ならきっと、自分の過ちに気付き、ちゃんと香子と向き合えるようになれるはずです。そのためにも、今すべきはリアクションではなくアクション!

話の尺的にも、次回がラストチャンスですね。なんだかんだで私は万里君のことが好きなんですから、これ以上失望させないで欲しい。とりあえず、こんなにわかりやすい「追いかけてサイン」を出しているんですから、つべこべ抜かさず香子のこと追いかけてあげなさいな。「待てよ! 香子!」と追いかけた光央と、その場に項垂れただけの万里。さすがイケメンは違うわ。

★今週の加賀香子★

演技か本気かは別にして、この気持ちが冷めたあとすぐに素っ気なくなる女のリアルな描写は女性作者ならでは(笑) どんなに熱烈な愛情が注がれていても、冷めるときは一瞬というシビアさが怖いよね~。だから、愛されることに慣れてはいけない。

ゴールデンタイム vol.1(初回限定生産版) [Blu-ray]

販売元:キングレコード( 2013-12-25 )

定価:¥ 8,424 ( 中古価格 ¥ 1,230 より )

Amazon価格:¥ 2,700

時間:72 分

1 枚組 ( Blu-ray )


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL
  1. アニメ感想 14/03/14(金) ストライク・ザ・ブラッド #22、ゴールデンタイム #22

    ストライク・ザ・ブラッド 第22話『錬金術師の帰還篇III』今回は・・・武器を持たない雪菜の所に敵が現れてピンチです。しかも、船の上だから逃げ場も無いし。古城が雪菜の所に駆 …

  1. ニコニコ動画で恐縮ですが、今の主人公にぴったりの動画がありました。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm14102397

    最初は同情してましたが、そろそろ男らしいところ見せてくれ、と私もイライラしてきました。
    ただ、これをアニメのラストエピソードにするのであればもうちょっと引っ張る気がします・・・

    • 原作未読で知らなかったのですが、原作はもう完結してるのですね。
      そしてこの話って原作最終刊のエピソードみたいです。だとするともう少しこの主人公のうじうじは続くかもしれないですねー。

    •  ゲストさん
      あ、原作完結していてもう最終刊のエピソードってことは、アニメも原作通り綺麗に終わる予定だということですね。大団円で綺麗に終わるのかどうかはともかく、少なくとも尻切れ蜻蛉で結末が有耶無耶になることはないと知って安心しました。万里君、最後にいいところ見せて~。