ゴールデンタイム第7話「マスカレード」雑感

逃げる万里君を追いかけるために香子が他人の自転車を拝借したら、まさか盗難車扱いで警察沙汰になるなんて。そこはフィクションとしてラブコメ無罪でも良かったのに(笑) ゴールデンタイムに漂う謎のリアル感が侮れないっ。

前回、主人公とヒロインが共に好感度を大きく下げて、今週は持ち直せるのかどうかの正念場。しかし、そもそもこちら側にも誤解していた部分があったというか、私は香子の告白をその場の勢いによる軽いものだと決めつけていましたけど、どうやら彼女にはちゃんと考えがあった上での告白だったみたい。

「多田君にどんどん惹かれてる自分を認めるのは、私にはとても難しかった」
「片想いに破れて傷付いたからって、優しい人を選んだだけじゃないのって、自分自身でさえ疑いたくなるもの」
「だから私のシナリオではね、『NO』って言うのが正しいの」
「私は自分を成長させて、今度は自分から告白する。それが正しい展開で、そうすれば世界は変わるって思った」
「……でも、シナリオ通りにはいかないね」

香子がシナリオ通りの人生に固執していたのも、彼女なりの人生設計だったからなのね。「振られた多田君が諦めずにまた私に告白してくる」といったように、ただ自分に都合の良い未来を望むのではなく、「私は自分を成長させて、今度は自分から告白する」と明るい未来を目指すための努力目標だったところに私は感銘を受けました。これで再び香子のことを見直すようになりましたよ。

結果的に告白が先走ってしまうことになったとしても、そういう真剣な考えの上で想いを口にしたのであれば全然許せます。光央への未練も既に吹っ切れていたとのことですし、これなら万里君と香子がくっつくことに文句を差し込む余地はありません!

ていうか、付き合ってからの万里&香子のイチャイチャっぷりが最高すぎるんですけど~~!!! 超ハイテンションで、ありったけの愛を囁いてくるこの甘ったるいノリは、至上のバカップル空間を生み出していましたよ!! ワシはこういうのを見たかったんじゃーーい!!

傍目から見れば痛々しい香子のノリに対しても、一緒になってバカやってくれる万里君が素晴らしいのよ。「ばきゅーん」とハートを撃ち抜いてくる香子に、ちゃんと撃たれたフリをしてあげる付き合いの良さ。冷めた態度で格好付けてくるような小者とは違う!! バカップルはこうでなくっちゃ!!

もう1つ万里君を褒めそやしたいのは、彼女を家に呼ぶとき、見られたくないもの(エロ本)をダンボールに隠して、いざというときのためのゴムもちゃっかり用意していたところ(笑) 若くして性欲が枯渇したダッサイ主人公が多い中で、ちゃんとこうやって“下心”を持ってくれている主人公の存在がなんとありがたいことか! 彼女が初めて家来るのにエロいことを意識できないような奴なんか、私は絶対信用しないですよ!

エッチしたい素振りを見せないのが紳士ではなくて、エッチしたくても彼女の言葉に従ってちゃんと我慢できるのが真の紳士。そういう意味では、万里君は100点満点の紳士ですね! 「初エッチはパリで」とお預けされたら、今すぐにでもパリへの航空券を買いに行きたがる万里君が可愛くってしょうがない!(俺のエッフェルは名言) やっぱり私は、セックスしたがる男とそれを上手にかわそうとする女の攻防が好き。

香子「多田君のこと好きだから、私のこと捨てないで~」
万里「しょうがねぇなぁ。そこまで言うなら付き合ってやるよ!」
リンダ「私も貴方のこと忘れられないの~! 謝るから寄り戻させて~」
万里「ったく、やれやれだぜ。俺は一体どっちを選べばいいんだぁぁ!?」

↑これが私が想定していた最悪の展開だったので、こういう未来を回避できただけでも今は安堵しています。先週は突然の株価暴落で冷や汗が止まりませんでしたけど、ここでまさか最高値を更新する程の急回復を見せるとは。誰かが市場操作したんじゃないかと疑うほどの乱高下っぷり。今週こんなに面白くなるってインサイダー情報を掴んでいたら、思いっきり株を買い込んでおいたのに(笑)

★今週の加賀香子★

思ったより付き合うまでが早かったですけど、交際後の破壊力はヤバイ。バカップル系ヒロインとしてはかなり理想に近いキャラですよ~。やりたがっている男の衝動をちゃんと理解した上で、簡単に身体許したりしない貞操感もヒロインとして二重丸

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 一波乱あって香子も万里もバカップル状態ですね。しかし、まだまだ香子は落ちきっていない!それに恋愛ものの醍醐味は恋人同士の不和から始まると思うんですよ。こんな、甘あま
    展開では終わりませんよ!なんてったってこの作品はどちらかというと暗い内容の部類に入るのですから・・・・まだまだ株価の乱高下は止まらないと思います。乞うご期待!

  2.  歌麿さん
    2人のバカップルっぷりがあまりに素敵だったので、このままずっと仲良くイチャついていて、最後はパリで綺麗に結ばれる展開でもいいかなと思っていたところでした(笑) ここからまだ波乱があるとのことですが、変に波風立てることで逆に白けてしまわないように祈っていますよ~。

    しかし、このゴールデンタイムは作者が女性ということもあってか、非常に少女漫画の構成に近い。少女漫画愛好家としては、そこが非常に心地好かったりします。ラノベ界にも少女漫画は存在したのか。