ゴールデンタイム第6話「イエス・ノー」雑感

ありゃ、もうリンダに恋人同士だった過去のこと問い詰めちゃうんだ? もっと引き延ばしてじっくり2人の微妙な関係を描いていった方が良かった気がするんですが、あまりに早いネタバラシ。

かつて恋人同士だったはずのリンダが、その過去を忘れたかのように平然と接してくることに腹を立てた万里君は、感情を露わにしながら彼女に怒りをぶつける。……その気持ちはわからなくもないんですけど、リンダ側にも何かしら事情があったのは明白なんですから、まずはそこを冷静に話し合おうよと。理由を聞いて、それでも納得できなかったら存分にキレりゃいいじゃないですか~。事情もよく知らないうちにいきなり喧嘩腰になられても困る。

意外と万里君は感情的な主人公なんですねぇ。手違いで卒業記念Tシャツに自分の名前が入っていなかっただけで人前で号泣し始めたり、感情の起伏が激しくてびっくり。アニメ視聴者の多くは主人公が感情的になることを極端に嫌うので、こういう性格が受け入れられるのかどうか少々心配。

私個人としては、万里君の感情的な一面は長所でもあり短所でもあると思いますし、清濁併せ呑んで愛せるところなんですけど、さすがに今回はチョット大人げなさ過ぎた感があったと思います。

香子に対しても、これ以上親友関係を続けるのは苦痛だと、突然一方的に関係を断ち切ろうとしてきたのはガッカリ。もう少し大きな器を持っている主人公だと思っていました。親友の押し付けが辛いという点は同情できるものの、それを素直に伝えて話し合えばいいだけでしょ? とにかくこの主人公は自分1人で結論を出して、すぐ感情的になって当たり散らすのがキツイ。

まぁでも、結果的には香子を冷たく突き放したことが功を奏して、彼女から「多田君が好き」という言葉を引き出せたわけですが…。これも私としてはまったく喜ばしくない展開というか、あれだけ好きだった香子に幻滅しかけています。押して押しての恋愛で一旦引くのはテクニックですけど、チョット冷たくされただけで、「側にいて~」と泣きが入ったのはなんだかなぁと。今回、これが一番痛かった…。

第1話以来、堅調な上げ足を見せていたアニメだったのに、ここに来てストップ安の大暴落。元値を切るほどに大きく株を下げて私も顔面蒼白です。多田万里と加賀香子のラブストーリーなのに、この2人の好感度が下がると作品そのものへの信頼が揺らいでくる。このまま損切りとならないよう、次回での持ち直しを願いたいところです。

定価20,000円のスニーカーを楽天日本一セール価格(77%OFF)の5000円で買わされそうになった万里君に吹いた(笑) タイムリーすぎっ!

★今週の加賀香子★

光央に千波への告白をけしかけ、挑発に乗った光央が本当に告白するとショックを受けていたように、まだ香子の中で光央への想いは完全に整理できていなかったと思う。そんな状態のまま、勢いで万里君への好意をぶちまけたところで興醒めも甚だしいんですよ。見捨てられそうになったから付き合うなんて動機は最低。

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  2. ゴールデンタイム 第6話 『イエス・ノー』 香子の親友扱いとリンダ先輩のすっとぼけに万里の怒りが爆発!

    遂にこの時がやって来たか。にしても両方同時とは思わなかった。万里が一方的に悪いわけじゃありませんが、とばっちりを受けたのはおまけん。新入部員・多田万里の影響でサークル…

  1. ああ、やっぱり浅生さんもここでドン引きましたか(笑)
    私も原作を我慢しつつ読んでいましたが、このシーンで決壊。
    ぶっちゃけ、この回で登場人物の誰にも感情移入出来なくなりましたから・・・。

    それにしても登場人物の精神的な幼さがとにかく気になりますね。
    今時の大学生ってこんな感じなんですかねぇ…。

  2. 確かに万里も香子も投げやりな感じでおいっ!って気持ちににはなりますし
    私もちょっとここには醒めました。でもです所詮まだまだ序章まだまだおちゃらけ展開
    です。ここからが良いんですよ
    後から思い返せばこの場面までが好き嫌いとかの感情だけでいれた幸せな時間だと
    思うはずです。この作品の万里も香子もそろそろ判ってきたと思いますが
    精神的に危ういんですよね。まあ管理人さんのこの作品に対する評価も大きく変わった
    回だったみたいですしここからが真のゴールデンタイムの幕開けだと思います。
    それに香子攻略度はまだ40%くらいですまだまだ先は長いですよ!

  3.  草薙静流さん
    万里君も香子も、私が期待していた方向から踵を返したように逆走し始めたので大いに戸惑っています。「あれ、こんな人間だったの?」と…。その点で失望を憶えたのは紛れもない事実。

    ただ、私は学生主人公が未熟な一面を見せることに否定的ではなく、むしろエロゲ主人公みたいに、学生のくせにやけに達観した生き方で、失敗はしないが成長もしないようなタイプの方が否定的。つまり、万里君も香子もこのあと成長できるかどうかが肝ですよ! できなけりゃ、私の見込み違いだったと潔く諦めます。

     歌麿さん
    突然の株価暴落っぷりに限定ジャンケンのカイジのような焦りを感じていたんですけど、香子攻略度はまだ40%だと聞いて安心しました。これで香子の攻略が100%に達していたのなら、もう私は続きを見る意味がありませんが、そうでないならまだ望みは保てる!

    静流さんへのレスにも書きましたが、学生主人公は未熟であっていいし、あるべきなのです。精神的に危ういのも幼いのも許容範囲。1~5話の間に万里君と香子を見てきた時点で、2人が未熟なだけのキャラクターとは思っていないので、多少印象を落としたとしても大丈夫大丈夫。2人が作中で成長を遂げてくれれば、あとになって「こんな時期もあったなー」とにこやかに振り返ることもできるはず。

  4. 主人公に等身大性を求めるか、ヒーロー性を求めるかで意見が分かれますね。

    個人的には最初は年相応のヘタレだけど、成長して頼れる人物にというのが理想です。このへんは管理人さんと同じでしょうか。

    ただ、香子がキツイです。光央に対する気持ちが整理出来ていないのに、万里が離れそうとなったと思うと告白してキープ君をつなぎ止めておくというのは、なるほどリアルだと思うのですがそれが2次元のヒロインとして良いかというと・・・まあ後半分ありますから!

  5.  ゲストさん
    等身大の主人公。ヒーロー的な主人公。私はどちらもウェルカムですけど、「どこにでもいる普通の高校生だ」と抜かしながら、ヒーローみたいに達観している主人公は嫌。能力は凡人のくせに、精神だけヒーローぶっている奴が一番始末に負えません。どこにでもいる普通の高校生を自称するなら、年相応な未熟な精神の主人公であってください。

    >(香子)リアルだと思うのですがそれが2次元のヒロインとして良いか
    まずは自分の行動が如何に間違っていたかを自覚することですね。その上で、ちゃんと光央への気持ちを清算して、改めて万里君のことを真剣に考えてやって欲しい。今の状態のまま、惰性で付き合うだらしないカップルに興味はございません。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。