ガーリッシュナンバー第11話「揺れる千歳と決意の悟浄」雑感

すっかり意気消沈の我らがちーさま。ウザイぐらい元気だった彼女の落ち込む姿は見ていて辛い。前回の感想でも語りましたが、まだ全然気に病む必要はないんですけどね…。周りの人たちだってみんな千歳のことを気に掛けてくれている。特に親友の八重は、本気で千歳のことを心配してくれていましたし。

八重「ち、ちーちゃんは、本当に頑張ってると思うんです! お芝居もずっとずっと上手くなったし、イベントだっていっつも引っ張ってくれて…!」
悟浄「そういうのはできれば、本人に言ってやってくれ」
八重「ううん…! それじゃダメなんです…。私の言葉、ペラいから…。でも烏丸さんの言うことなら、ちーちゃんも聞いてくれると思うんです!」

不覚にもグッときましたよ。腹黒キャラなので、千歳のこと本音ではどう思ってるのか見えにくい部分もありましたが、やっぱり大事に思ってくれているんだなぁって。信用ない自分の言葉じゃ響かないと感じつつ、それでも千歳に励ましの言葉を届けようとする思いが健気だなぁって。

「わかってるよ! 自己満足だって! 傲慢で性格最悪だって! 見栄張って優越感浸りたいだけだって!」

周りの心配も露知らず、千歳は際限なくメンタルを曇らせていく。ここで最も避けてほしかったパターンは、千歳が自信喪失のあまり自己否定に走ること。いくら性格に難があるとはいえ、何もかもが全否定されるものじゃありません。クズと呼ばれる性格にも、ちゃんと彼女なりの良さや魅力があるのですから、そこは絶対曲げてほしくなくて

森田「ふんぞり返れ……。おまえの傲慢さは弱点でもあるが、同時に強力な武器でもあったんだぜ。その人をなめきった態度、オレは嫌いじゃなかった…」

まさにここで銀と金の森田鉄雄の名言を送りたかったですよ(笑) ホント、千歳の傲慢さは弱点であると同時に強力な武器。その人を舐めきった態度、私は嫌いじゃないです!

「けどしょうがないじゃん? 私自分のこと好きでいたいもん! 私のこと好きになってもらいたいもん!」
「消えたくない。誰にも負けたくない。ちゃんとちやほやされたい。私が一番じゃなきゃイヤだ! 抱かれるのも干されるのも我慢できない! そんなのイヤだ…!」

だからこそ、ここで千歳が開き直りを見せたのは嬉しかったというか。この期に及んでまだ自分が一番でちやほやされたいと言い切れる図々しさ。そんな鉄面皮な彼女のパーソナリティがブレなかったことに安堵しました。この強欲な野心は、声優として成功したい思いが本物であることの証であり、まだやる気を失っていないことの裏付けでもありますから。

「役者くらいだ。お前のゴミみたいな性格でできる仕事は」
「アホでワガママで、へこみやすいくせにすぐ調子こく。見栄っ張りの大嘘つき。技術も拙い。考えも甘い。意識も低い。半端な才能にあぐらかいてる怠け者だ」
「それでも、何もかも舐め腐った勝ち気な根性だけは、誰にも負けてない。それは俺にはなかったものだ。千歳、お前はすごいよ。俺は…そこで諦めちゃったからな」

散々な言われよう(笑) でも、これだけ大量の短所を抱えながらも、勝ち気な根性という唯一の長所があるから千歳はやっていける! 落ち込みはしても、決して折れない芯の強さ! メンタルの強さは七難隠す! どんな仕事でもメンタルは不可欠ですけど、売れっ子になろうが、1つのアニメが終わるたび仕事を失って、また1から次のアニメのオーディション受けなきゃならない声優というお仕事は、相当なメンタルじゃないとやっていけなさそうですもんね…。

悟浄に励まされた千歳は、ようやくいつもの元気を取り戻すことができました。結局、千歳が一番自分を認めてもらいたかった相手は、兄の悟浄だったということ。八重もそこに気付いていたんでしょう。自分の言葉がペラいからという理由だけでなく、千歳を励ますのに最も効果あるのは悟浄の言葉なんだと。悟浄がさっさと優しい言葉の1つでもかけてあげてりゃ、千歳もこんなにふさぎ込むことなかったのにー。

★今週の揺れる千歳★


アニメ見ながら、真面目に千歳のことを心配している私はなんなんでしょう(笑) 千歳が落ち込むと私は悲しいし、千歳が喜ぶと私は嬉しい。そこまで入れ込むほど大好きなキャラでもないのに、何故か放っておけない存在。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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