Fate/Zero第20話「暗殺者の帰還」雑感

魔方陣で横たわるアイリ、寝袋に包まるウェイバー、地下室に吊される雁夜、土蔵で重傷を負う舞弥。今週は寝転びながらお話というシーンがやけに目立ちました。絵的には単調で、退屈なフィラー回だったかもしれませんが、お話の内容としては興味深い話がいっぱい。

ただ、これだけ会話シーンに時間を割いていても気になる「抜け」は結構あったんですよねぇ。

「同じ理想を懐いて、そのために死ぬ女なら──ただ夫のためだけに死ぬ女より、よほど切嗣にとっては重荷にならないでしょう?」

アイリの生き方を端的に示し、私が最も印象的だったこの重要なセリフがない。夫の考えに共感することが愛ではなくて、理解してあげることが愛。切嗣の負担を少しでも減らすべく、自分も同じ理想を抱いているかのように振る舞っていたアイリは、本当に切嗣を心から愛していたんだなと感じられたものです。

同時に妻としての“強かさ”を感じられるところが良い。言ってみれば、夫が仕事でやる気出るように、嘘で煽てていたわけですからね。一歩引いた献身を見せつつ、実は自分の意のままに夫を操縦するのは妻として大事なスキル。アイリスフィールは、少女としての一面と、妻としての一面を両方併せ持っているから理想的な奥さんなんです!

「令呪を持って我が傀儡に命ず! セイバー、土蔵に戻れ! 今すぐに!」

切嗣が令呪を駆使したシーンは超格好良かった。ここまでずっと令呪を温存してきたのに、必要が迫れば一切の躊躇なく令呪を消費する切嗣の即断力! でも、「傀儡」って言い草はチョットひどすぎ(笑) 親子共々、最初の令呪使用はライダーに襲われてのセイバー緊急招集なんですね~。士郎君のとき、セイバーは「またかよ」と思っていたのか。

それにしても、ライダーにはガッカリですね…。いくら体力を消耗してるとはいえ、あの雄々しき征服王がアイリを人質として浚う下策に出るなんて。見損なったぞライダー!

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