Fate/Zero第10話「凛の冒険」雑感

ちっちゃな遠坂凛が行方不明の友達を救い出そうと、危険な夜の冬木へと単身赴く。原作では僅か18ページしかない部分なので、話を膨らませてオリジナル展開に仕上げていました。遠坂凛のことが好きで好きで好きでたまらない私のため(?)に、わざわざ凛の見せ場を増量してくれたのはありがたい

……と言いたいところですが、ここで時間を割くぐらいなら、前段の切嗣の戦いをもっと丁寧に描くか、この次に待ち受けている聖杯問答をじっくりやってくれる方がよっぽど有意義でした。凛の冒険はあくまでインタールード的位置付けであって、1話丸ごと消費してまでプッシュすべき場面ではなかったと思うんですよねぇ。

内容にしても、ぐっちょぐちょに破壊されていたはずのコトネが無傷で助かってしまい、釈然としません。別に彼女の不幸を望んでいたわけではないですが、こういった事実を根底から捻じ曲げる改変は遠慮して欲しいもの。隠蔽・誇張は時として必要な判断であったとしても、歪曲・捏造はまったく別。許されざる行為ですよ。

作画のクォリティは極めて美麗(特に背景はすごい)で、カワイイ凛のカワイイ姿がたくさん見られたのは満足。久々に雁夜の活躍があったのも良かったね。心情描写のないアニメだと、桜や凛に異様な執着を見せる雁夜はロリコンだと思われそうですが、あくまで彼が執着しているのは幼馴染であり時臣の妻でもある葵さんですからね。好きな女性の前でいいところを見せようとする健気なオジサンなんです。

次回は前半最後の山場。Fate/Zeroの映像化が決まって、真っ先に思い描いたのはこの聖杯問答でした。それぐらい重要であり、楽しみにしまくっているところですから、どうか期待に応える出来であって欲しい!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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