Fate/Zero第4話「魔槍の刃」雑感

破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)と必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)、2つの宝具から導かれたランサーの真名ディルムッド・オディナ! ……と言われても、不勉強な私には一体誰のことだか全然ピンと来なくて。

マイナー(?)な英霊だけに最初は少し軽んじて見てしまったところもありましたが、彼の気高き騎士道と厚き忠義はあまりに美しく尊い。生前の逸話を知れば更にイケメン度が増してくるという、Fate/Zero屈指の良サーヴァントなんですよ。

そのランサーとセイバーのバトルの凄まじさと来たら!! 遂に始まった本格的なFate/Zeroのバトルシーンは想像以上! 迸る剣戟の疾走感と迫力に大興奮です。これは確実に劇場版に匹敵するクォリティ!

互いに誇りをかけた英雄が堂々たる戦いを繰り広げている最中、こそこそ闇に紛れて遠目から敵マスターをライフルで撃ち殺そうとする切嗣の卑怯さが素敵。いざ尋常に矛を交える騎士道は確かに素晴らしいものですが、やっぱり私は手段を選ばぬ勝利絶対主義の方に共感を得ますね(笑) 切嗣のこの悪人面はたまらん~。

「勝利してなお滅ぼさぬ。制覇してなお辱めぬ。それこそ真の“征服”である!」 決闘を高みの見物で決め込んでいたライダーは、両者がつぶし合った末の漁父の利を得ようとしていたのではなく、戦いに誘引された他の英霊が集結するのを待っていたのでした。全員のサーヴァントをまとめて一網打尽にしようとする器のでかさには惚れ惚れ。戦いに乱入してから数秒で真名を名乗り出るバカと紙一重の豪快さも最高! ああ、私もライダーに征服されたいー!

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

著者/訳者:虚淵 玄

出版社:講談社( 2011-01-12 )

定価:

Amazon価格:¥ 669

文庫 ( 232 ページ )

ISBN-10 : 4061389033

ISBN-13 : 9784061389038


この記事のトラックバックURL

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。