Fate/Zero第2話「偽りの戦端」雑感

「闇に紛れて逃げ去るのなら匹夫の夜党。凱歌と共に立ち去るならば、それは征服王の略奪だ」 やっぱりイスカンダルは痺れるわ~。Fate/Zeroのサーヴァントの中では、イスカンダルがダントツで好きですね! 横暴で粗野な性格ながら、兼ね備えている王としての威厳。ヘタレ気味なウェイバーとの相性も抜群で、この2人は純粋に応援したくなります。

娘イリヤとクルミの冬芽探しで戯れる切嗣。冷酷で残忍な彼も、このときばかりは朗らかな父親の顔となる。楽しそうにちょこまか動くイリヤは実に可愛くて(作画枚数すごい)、戦地へと赴く前のささやかな幸せの一時に癒されます。でも、これがFate/zero唯一の癒やしシーン(笑) これ以降、暗鬱としたシーンしかありませんので、覚悟しておきましょう~。

龍之介&キャスターは、まさに最悪コンビ。希望から絶望に叩き落とされる少年の悲劇を、アニメでもそのまま描かれることになろうとは。前回の刻印虫に犯される桜といい、子供が被害を受ける描写はもっと慎重になってよかったかも…。特にFate/Zeroは海外向けにも発信しているアニメだけに。

時臣と共同戦線を張りながら、如何にも裏切りそうな気配をぷんぷん醸し出していた綺礼が、第2話にして高速謀反。アーチャー相手でも「恐れる必要はない」と発破をかけ、サーヴァントのアサシン(ハサン)を遠坂邸へ強襲させる。

しかし、待ち伏せしていたアーチャーの“王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)”によって何もできないまま串刺しに。綺礼が「恐れる必要はない」と述べた真意は、アーチャーを過小評価していたからではなく、相手が強すぎて適うはずがないから「恐れる意味がない」ということだったわけ。

いきなりサーヴァントを失い、早々に綺礼は聖杯戦争から脱落してしまうも、これこそが「偽りの戦端」。策謀渦巻く第4次聖杯戦争はまだ始まったばかり。

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

著者/訳者:虚淵 玄

出版社:講談社( 2011-01-12 )

定価:

Amazon価格:¥ 669

文庫 ( 232 ページ )

ISBN-10 : 4061389033

ISBN-13 : 9784061389038


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