だがしかし第11話「コーラガムとヨウと…」雑感

父親の駄菓子屋としての仕事っぷりを知るため、身を潜めてこっそりと観察。狭いダンボールの中で、憧れのほたるさんと2人きり……のはずが、案の定アニメではサヤも一緒。出しゃばってきますなぁ。

しばらくは店の売り物のビンラムネに手を出すようなダメオヤジ感しか見せなかったものの、コーラガムを買いに来た少年には気の利いた優しさを見せる。連れの彼女の分までガムが買えなかった男の子に、「当たりが出たぞ」と嘘をついてもう1つガムをプレゼントして男の体面を保たせてあげる親父さんは、ホント大人の気遣いができる素敵なダディですよ。って、夏祭り回のときの感想でさらっとネタバレしてしまってすみません。

でもこのシーンって、別に当たりを引かなくても、自分の分を我慢して彼女にコーラガム買ってあげりゃ済む話でしたよね?(笑) 最初から奢られる気満々で、10円たりとも持ってきていない彼女は末恐ろしいですが。

ココノツ君とサヤの2人も昔似たような経験をしており、同じく10円しか持っていない状況で見事コーラガムの当たりを引き当てた。ただ、今回のケースと異なるのは、親父さんの計らいでハズレを当たりにしてもらったのではなく、サヤは自らの強運で4連続当たりを引き当てたこと(笑) 「あのときもオジサンが気を遣ってくれて、当たり出してくれてたんだよね」と己のすごさにまったく気付いていないサヤが面白かったです。アニメオリジナルのエピソードでは初めて面白いと思えたかも。

Bパートにはサヤの姿はなく、ほたるさんと水入らず。夏の日差し照りつける無人駅で、1時間に1本しか来ない電車を待ちながら、駄菓子の昆布をしゃぶりあう2人。駅のキオスクでよく見かける都こんぶは、これこそローカルな商品だと思っていましたが、全国的な知名度があったとは。私は一度も食べたことがなかったので、これが酸っぱい食べ物だったとは意外。

都こんぶの酸っぱさを潤す1本のラムネ分け合う“間接キス”の流れから、自然に原作13話のラムネの話に繋げたのは上手かった。ラムネの由来となるレモネードを、浦賀に来航したペリーが持ち込んだことで日本に広まったという史実に則った寸劇は結構面白い。だがしかしの駄菓子を擬人化する寸劇はイマイチなものが多いですが、このペリーの話はフツーに笑えましたよ。

「レモネードでおま」

ペリー役に杉田智和さんを起用したことで、更に面白さに磨きがかかっていたような気がしますね。「一気! 一気! 一気! フェニックス!」というのは最初意味がわからなかった(笑) いやー、杉田さんらしいアドリブだわ。

★今週の童貞殺し★


狭いダンボールの中で誤って肘がサヤの胸に当たってしまうラッキースケベ。胸触られて嬉しそうに喜んでいたサヤの反応はなんか違うような…。

ここはほたるさんと密着するドキドキ感を楽しみにしていたのですが、サヤに奪われてしまった格好。いくらアニメがサヤ推しだとしても、ココノツ君とサヤをいちゃいちゃさせるより、ほたるさんしか眼中にないココノツ君に嫉妬するサヤの片想い感を出す方が、サヤ本来の魅力を引き出せたと思うんだけどなー。

「ちょっとしゃぶりましょうか」

今、しゃぶるっていいましたぁ!?(朝比奈みらい風) 残念ながらほたるさんがしゃぶろうとしていたのは陰部ではなく昆布だったのですが(上手い!)、もし別の世界線をお望みならエロ同人をご覧になればよろしい。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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