だがしかし第9話「わたパチとうんチョコと…」雑感

口の中で弾けるわたパチを、口内炎ができた状態で食すほたるさんの危険行為に、ハイテンションで突っ込むココノツ君。この回はまさにココノツ君のツッコミとしての腕の見せどころだったわけですが、なんとアニメではその立場がサヤに置き換えられていた…。アニメはやたらとサヤが贔屓されていますが、とうとう主人公を引きずり下ろしてまでサヤをプッシュしてきましたか。

以前も申し上げましたが、サヤの出番を増やしてくれること自体は素直に嬉しいんですよ。原作漫画ではそれほど出番に恵まれない彼女を、アニメで存分に活躍の場を与えられるのは喜ばしいこと。ただ、サヤが誰かを押しのけて出しゃばるようになったら、さすがにそれは反感の方が勝ってしまう。ごり押しがすぎると逆効果になってしまうものですので、贔屓の引き倒しは避けてもらいたいなと。

さくら大根の話では、珍しくほたるさんがツッコミを見せる。実は大阪生まれ大阪育ちだった(虚言)というほたるさんが、さくら大根に対して大阪弁でツッコミを入れる貴重なシーン。「これ漬け物やないかーい!」と何故か髭男爵風になっていましたが(笑) 確かに大阪人的な感覚だと、さくら大根を駄菓子と呼ぶには違和感がありますね。

そんなほたるさんの大阪人気取りの面倒臭い1人ノリツッコミに、「それ、毎回やるんスか!?」と元気良く返すのがココノツ君の役目だったんですが、アニメのココノツは覇気のないやれやれツッコミしかできず、見下したような呆れ顔で「あはは…」と苦笑するだけだからイライラ。くそっ! やっぱダメだこいつは! 使えねぇ! もうお前サヤと代われ! まともなツッコミできないなら引っ込んでろ!

なお、さくら大根は東日本限定販売らしく、私にはまったく馴染みのない駄菓子でした。とはいえ、このアニメに出てくる駄菓子の半数以上は知らないものなんで、特にこれだけが珍しいってわけじゃないんですけど…。近所に駄菓子屋がなかったせいか、駄菓子そのものに想い出がそんなになくて。

最後のたまごアイスのエピソードは、くだらなさとエロさが入り交じっただがしかしらしい良エピソード。私的に五指に入るほど好き。駄菓子に特に想い出がないと述べたばかりですが、このたまごアイスは小学生のときにめちゃくちゃ食べていて、思い入れが強いです。

出だしから「おっぱいは好きかしら?」と唐突な問いを投げかけるほたるさんに、ひどく困惑するココノツ君。正直に本音で答えるべきか、建前で取り繕うべきか、男が試される究極の二択。悩みに悩み抜いた挙げ句、彼が導き出した答えは後者。「そういうことに興味ないカナ…。おっぱいしか見ていない男は子供っぽいよネ…」と目一杯強がり、嫌われるリスクを回避する安全策を選択しました。

だがしかし、ほたるさんはその回答に失望し、「それじゃ用はないわ」と踵を返して去って行く。完全に裏目を引いてしまったココノツ君は、慌てて「ゴメン待って! ココノツ嘘ついた! 人一倍…人一倍おっぱいが好き!」と、形振り構わずすがりつく行動に出たのが、実に男らしくて格好良かったですね!(笑)

常人であれば、下手なプライドが邪魔して、一度口にした己の選択を軽々には翻せないもの。思いっきり格好つけたあとなら尚更。しかし、ココノツ君は恥も外聞もかなぐり捨て、自分が見栄を張っていた過ちを即座に認めた。彼は失敗に固執せず、ズバッと損切りができる男。この切り替えの早さは、必ずや後の人生でも役立つはずですよ!

ほたるさんの「おっぱいは好きかしら?」という刺激的な質問は結局たまごアイスのことを指していたというオチで、これをおっぱいアイスと呼ぶのが正しいのか、爆弾アイスと呼ぶのが正しいのかで討論。私の住んでいた地域だと、おっぱいアイスでも爆弾アイスでもなく、ぼんぼんアイスと呼んでいた気がします。

★今週の童貞殺し★


口内炎の状態でわたパチを食べる痛みが気持ちいいというドM発言。このときの恍惚とした表情がエロかったのに、なんか爽やかな笑顔になっていて残念

溶けたたまごアイスが暴発し、ほたるさんの顔や胸がべっとべとに汚れるという童貞歓喜のぶっかけシーン。この粘性の高さは明らかにアイスのそれではないよね(笑) 汁描写には人一倍こだわりを持つ私も納得の、完璧な作画でエロさを演出してくれました。もうアニメはこういうところだけ頑張ってりゃいいよ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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