だがしかし第7話「夏祭りとほたると…」雑感

てっきりこの夏祭りは最終回に持ってくるものと思っていたました。夏祭りを通じて、いつもの駄菓子コメディからちょっと離れたラブ色の強いお話。作者のコトヤマさんはこちらの才能もおありのようなので、一度ストレートなラブコメも描いてほしい思いに駆られますね。

浴衣姿でおめかししてきたサヤの途方もない可愛さ。一緒に夏祭りを回りたくてココノツを誘いに来たけど、出店の手伝いで忙しそうなココノツを見て諦めて帰ろうとしたところ、サヤの落胆ぶりを見て察したココノツ君の父親が、気を利かせて「他の屋台の客足どうなってるか見てこい」とサヤと一緒に夏祭りを楽しむように促す。

ココノツ君の父親は普段ちゃらんぽらんで適当なオヤジではありますが、こと恋愛に関しては察しが良くてとても理解があるんですよね~。サヤが息子に気があるのにもとっくに気付いていて、でも今はほたるがいるからサヤに肩入れしすぎないようバランスも考えている(その辺カットされていたけどね!)。別の話では、連れの彼女の分までガムが買えなかった男の子に、「当たりが出たぞ」と嘘をついてもう1つガムをプレゼントして男の体面を保たせてあげたり、ホント大人の気遣いができる素敵なダディなんですよ。

オヤジの粋な計らいで、ココノツ君とサヤは2人きりで夏祭りを満喫。特別距離が縮まる何かがあったわけではないものの、好きな人と一緒にお祭りを回る幸せに浸るサヤは、「やっべぇー…超楽しい…」と思わず嬉しさに顔が綻ぶ

ここはマジでヤバかったですね! にやける顔が抑えきれないほど、1人幸せを噛み締めてしまうサヤが可愛くて可愛くて!

金魚を欲しがるサヤのために、金魚すくいに奮闘。結局金魚をすくうことはできなかったものの、オマケでもらえた1匹の金魚をプレゼントすると、彼女は大いに喜んでくれた。その屈託のない笑顔に、思わず照れて顔を背けてしまうココノツ君の反応もカワイイ

だがしかし、「…あれ? なんだこの…あれ?」とココノツ君がサヤに対して恋心が芽生えつつある描写はカット。サヤが幸せを噛み締める瞬間と同じぐらい、ココノツ君がときめきを感じる瞬間も大事なのに、こういうのを外してしまうところにアニメの詰めの甘さを感じますよ~。

女性がこうやって目一杯好意を示しているのに、男性側が自分の気持ちを誤魔化すのは最高にダサイのでやめてほしい。本当のココノツ君はそんなダサイ男じゃないんですから、キャラをねじ曲げるような恣意的な編集はやめてくれと。

★今週の童貞殺し★


木の上から見下ろしてくるほたるさんの表情が邪悪すぎて興奮します。生まれて初めてのお祭りにはしゃぐほたるさんも、サヤに負けないぐらい魅力的でした。

神社の階段に腰掛けながら、ココノツ君と将来について語らいあっていたシーンは全カット。アニメでサヤの出番を増やしてくれるのは大賛成なんですが、サヤの贔屓がすぎてほたるさんの扱いが悪くなると、それはちょっと違うんじゃないかという不満に繋がる。サヤのことが好きなら、そういうやり方でサヤをプッシュするのは感心しません。

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  1. 原作未読の私でも「これアニメでは相当サヤ師が贔屓されてそう」と感じるぐらい、アニメはサヤ師の美味しいシーンが多いですね(笑)
    今のところこの夏祭り回が1番良かったですが、それって「だがしかし」のアニメとして正しい姿なんだろうか…?と若干気になったりしなくもないです。

    それはさておき、浴衣で浮かれるサヤちゃんは気を失いそうになるぐらい可愛くて最高でした。浮かれる女子って、素晴らしいですよね…。

    だがしかし、ココノツ君は全然サヤちゃんを意識していなくて微妙だなぁ、と思っていたら「ココノツ君にも恋心が芽生えつつある描写がカットされている」という浅生さんの感想を見て激おこです。
    正直アニメしか見ていない私の目には、今のところココノツ君はほぼ全くサヤちゃんを女性として見ていない風に映っているので、若干イライラしていました。
    アニメ全体でサヤ推しなのかと思えば、今回のような重要なサヤルートに入りそうな選択肢は潰しているとなると、なんともアニメは思わせぶりで逃げ腰な印象を受けますね。

    そもそもサヤちゃんどころかほたるさんに対しても、ココノツ君はため息と呆れ顔ばっかりでホント腹立ちますよ。ほたるさんはお前のにとって理想なんじゃないんかと。だったらもっと会う度に嬉しそうにしろよと。童貞なら童貞らしく振る舞えよと。童貞ならほたるさんみたいな人の半径1m以内に近づくだけで興奮しろよと!童貞ならほたるさんと喋る時は9割おっぱいを見ながら喋るぐらいしろよと!!

    少し話が逸れましたが、とにかくほたるさんに対しても別に嬉しくない、サヤちゃんも別に好きじゃないとなると最悪なので、それだけは勘弁して欲しいですね…。これで例えばココノツ君が日常的に明確にほたるさんに好意を示していたら、今回サヤちゃんに対して恋心が芽生えなくてもまだ納得できるのですが、その辺があまり感じられないのでモヤモヤします…。

    • 間が悪くてツッコミも冴えないアニメだがしかしは、ギャグとしての面白さには期待できないので、萌え・ラブ・エロ方面で頑張ってもらうしかないです。夏祭り回が比較的良かったように感じたのは、そういう理由からですね。

      >浴衣で浮かれるサヤちゃんは気を失いそうになるぐらい可愛くて最高
      まさに恋している女の娘の可愛さ! 恋する女の娘の可愛さはもれなく2倍! こんなに手っ取り早く女の娘の可愛さを演出できる方法があるのに、女の娘が恋愛することを許さない勢力がいるのは何故か。

      ちなみに、この夏祭り回は原作55話(3巻ラスト)に相当しますが、私はここで初めてサヤの魅力に気付きました(遅い)。だって、3巻までほとんどサヤの見せ場なかったんで…! 4巻以降にようやくサヤが1人のヒロインとして台頭してくる感じです。

      >ココノツ君はほぼ全くサヤちゃんを女性として見ていない風に映っている
      ココノツ君は女心に聡くはないけど、男心はしっかり持っている。アニメではその部分がまったく伝わってこないのが、本当に歯痒い。サヤのことを意識し始めてドキドキする描写を、尺の都合で泣く泣くカットしているなら情状酌量の余地ありですけど、尺が余って引き延ばししまくっているくせに、こういう大事なところをわざとカットしているから断罪したくなる。

      >童貞ならほたるさんと喋る時は9割おっぱいを見ながら喋るぐらいしろよ
      想像したら笑えてきますけど、その通りですよね! 現に私も9割ぐらいほたるさんのおっぱい見てるのに!

      ほたるさんがああいう面倒臭い性格なんで、原作のココノツ君もちょっと彼女のノリにしんどさを見せるときはあります。でも、溜息ついてだるそうに相手することは全然ありませんし、大好きなほたるさんと一緒に嬉しそうにはしゃいでいるのがほとんど。アニメのスタッフはサヤ贔屓がすぎて、ココノツ君とほたるさんが仲良いのが気に食わないんですかね…。

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。