ちはやふる2第18話「わすれじの」雑感

千早は6枚差、太一は4枚差、肉まん君は3枚差、机君と筑波は7枚差。このビハインドから瑞沢が逆転する望みは紙のように薄い。でも、苦境にあっても絶対諦めない5人の一致した思い。気合だけじゃどうにもならないかもしれないけれど、気合がなけりゃどうにもならない! 頑張れぇぇぇ瑞沢ぁぁぁ!!

まず最初に勝負が付いたのは駒野勉VS山井真琴。自分は山井には勝てないと、他の誰でもない己のデータ分析によって机君自身が一番よくわかっていたことですが、その分析を超えたいんだと強い意志を抱いての奮戦。しかし、健闘虚しくやはり山井には及ばなかった…。机君の悔しさは、山井に負けたことよりも自らのデータを超えることができなかった自分への悔しさでしょうねぇ。

先に1敗を喫してしまったことでますます窮地に追いやられてしまいましたが、唯一の光明は、千早が怒濤の巻き返しを見せていること。理音はよりクリアに音をキャッチできるよう、髪の毛を掻き上げ両耳を露わにする本気モード。それでも、一度流れを掴んだ千早の勢いは止まらない。焦りと共に能面のようだった理音のポーカーフェイスが少しずつ崩れていくところは興奮しますねー(笑)

千早には逆転の機運が出てきたものの、太一・肉まん君・筑波の3人は依然として厳しい…。太一は前半開いた差を埋めきれず、2-7と敗北寸前の5枚差負け。敵陣を攻めたいのに5連続で自陣の札が読まれるなど、持ち前の運のなさでも苦しんでいます

これまでただのスケベ野郎としか描かれていなかった対戦相手の江室ですが、ことかるたに関してはこれほどスマートで手強い相手はいませんね。体力、記憶力、判断力、反応速度、メンタル、あらゆる面でズバ抜けて優れている彼は、まさにマイク・トラウト級の5ツールプレイヤー

2字決まりでも手で囲ってガードするという鉄壁の守備力を持ち、攻守両面でまったく隙がない。更に連戦をこなしても疲労を見せず、お手つきを一切しないという身体的にも精神的にも最高にタフな選手。こんな怪物相手にここまで太一が5枚差で食らいついてきたのは、むしろ賞賛すべき大健闘ですよ。

苦しければ苦しいほど真価を発揮する太一は、「こい(すちょう)」が詠まれていない状態で2字決まりの「こころに(も)」を1字目で飛び出して敵陣右下段を制す! 囲い手でガードして札を押さえるという相手のお株を奪った会心の取りで、勝負の行方はまだまだわからないぞと意地を示した!

ところが、せっかくの流れを掴みそうな中で筑波が脱落。最後は“ギアセカンド”を使わせて市村を少し本気にさせた筑波でしたが、通してみれば舐められっぱなしのまま惨敗。元々荷が重い相手だったとはいえ、ほとんどいいところのなく破れた筑波の屈辱は相当なものだったはず。だからこそ、この経験を糧として、来年以降更なる成長に繋げて欲しいものですね!

これで瑞沢は0勝2敗の崖っぷち。既に周りのギャラリーは富士崎の優勝を確信し、瑞沢は1勝できれば御の字だろうという空気に…。

「3勝。3勝するぞ、みんな」

それでも、太一の眼差しの先にあるのは優勝のみ。報いるのは一矢ではなくあくまで三矢。優勝するためにはもう1敗も許されない状況で、慎重でプライドの高い太一が口にした「3勝するぞ」という大言壮語に鳥肌。頑張れぇぇぇ太一ぃぃぃ!!

★今週の綾瀬千早★

今回は表題サムネイルに使った千早の表情が一番良かったですね。全員の肩を叩きながら気合を入れていたときの一枚。
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  1. ちはやふる2 日テレ(5/10)#18

    第18首 わすれじの 公式サイトから瑞沢かるた部全員の「諦めない」思いがそれぞれの試合を白熱させていく。千早は怪我の痛みに耐えて試合を続けていた。それでも強い人と試合ができ…

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。