ちはやふる2第7話「しるもしらぬもあふさかのせき」雑感

東京都予選から全国大会の合間のフィラー回ですらこの面白さ。いろんな人たちに支えられていることを実感する心暖まるエピソードでした。ちはやふるの登場人物は全員がいい人でキャラ立っているからすごい。

「あんな毎日がんばってて結果でないなんて、才能ないんじゃないの? 千早」

ひどい言い草のお姉ちゃんですけど、自分を重ね合わせての発言だから切ない。女優としての自信を失いすっかり弱気になっていた千歳も、やる気を取り戻し改めてかるたに打ち込む千早の姿を見て、自分も負けまいと奮起する。道は違えど、互いに切磋琢磨できる姉妹が素敵です。

「はぁ? 楽しいわけないじゃんかるたなんて。暑いし、きついし、疲れるし、勝てないし、悔しいし」

太一に対しては満面の笑みでかるた大好きアピールをしておきながら、筑波に対してはこの変わり身。彼女は真島先輩用の打算コメントだったとハッキリ認めましたが、勝てなくて悔しいって感じるのは既にかるたにハマっている証拠ですよね。菫ちゃんは日に日に魅力的になっていく~。

「そういうのは親の出番なの」

高価な着物を遠慮する千早を制した母親のセリフ。なんてことない一言かもしれませんけど、私はこの言葉がものすごく心に響きました。ここぞの場面では無理をして出張るのが親の役目なんだと、子への愛情に溢れた言葉に思わず涙します。

それにしても、袴姿の千早は半端ない色気ですね~。美人すぎる。マイ着物を手に入れて、これからもっと千早の袴姿が拝める……かと思ったら、この先当分千早の袴姿はお預けだったり。第2期では見納めになりそうなのが残念。

「第2シーズンまで来て“ちはやぶる”の意味が理解されてないーー!?」

かなちゃんからはときどきメタな発言が飛び出すのが面白い。「うた恋い。」では在原業平と藤原高子の激しい情事の歌として詠まれたちはやぶる。激しさ、荒々しさを表す語彙であるのはなんとなくわかっていても、千早同様、正確な意味を理解していなかった視聴者は多かったのではないでしょうか? 「荒振る」はバランスの悪い不安定な力であるのに対し、「千早振る」は偏心することない均整の取れた正しい力。そんな人たちに対して、かなちゃんの説明は実に端的でわかりやすいものでした。

私も昔ちはやふるの意味が気になって、ネットで検索して調べたことがありましたが、中には「大関竜田川が吉原の遊女千早に振られたことが語源」とする解釈もありましたね。これは落語のネタなので冗談の類ですけど、太一の不吉な未来を暗示していて笑えません…。千早振らないで~!

「校歌演奏! 瑞沢高校かるた部の全国大会の健闘を祈って」

部室の2階を使わせてもらったお礼を兼ねて、吹奏楽部からかるた部へエールを送る校歌演奏。ああ、なんて清々しい青春でしょうか。普段なら抵抗ありそうな気恥ずかしい真似であっても、部活を通してやれば自然とやれる。部活って素晴らしい。

「だって、なにがあるかわからないし」

マスカラで睫毛盛りまくっている菫ちゃんがメイクを落とすと、グッとシンプルなお顔に。子供みたいな素朴なすっぴんも愛嬌あってカワイイですけどね(笑) しかし、千早はあれでノーメイクなんですか…。恐ろしいな。

「新もかるた部作ったらよかったのに。チーム作ったらよかったのに」

千早と新のイチャイチャ電話を聞かされ、また重篤な寝取られダメージを食らう太一さん(笑) 2週続けてこの仕打ちはひどいよ! もう嫌がらせでやっているのを疑うレベル。これ以上、打ち拉がれる太一をオチに使わないであげてー!!

★今週の綾瀬千早★

テンション落ち気味で浮かない表情が多かったですが、千早は憂い顔も美しい。

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著者/訳者:末次 由紀

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