ちはやふる2第3話「つくばねの」雑感

始まった高校選手権大会の東京予選。待ってましたの袴姿。艶やかな着物をまとった綾瀬千早の美しさには溜息しか漏れません…。

解語の花と呼ぶに相応しい楚々とした美しさに、試合中での真剣な眼差しと、他を寄せ付けぬ圧倒的な力強さのギャップ。凛とした彼女の魅力が私のハートを掴んで離さないですよ。

「真剣勝負の場でA級の人と当たれるなんて、ラッキーだよ」

このときの嫣然とした表情に惚れるわぁ。これほどの美貌の先輩が隣で励ましてくれるなんて羨ましすぎる~。励ましの言葉に見せかけて、実は単に自分が強い人と戦いたかっただけのワガママっぷりも好き(笑) この膨れっ面は反則すぎるでしょ!

袴姿といえば、菫ちゃんも見違えるほど可愛くなりましたね。かるたに大して興味がなくても、袴を着ることに喜びを感じるのは女の娘らしくてよろしい。普段多少やんちゃな感じの娘の方が逆に着物姿は似合う気がします。

対戦相手の男子校生徒に完全に舐められたかるたをされる屈辱を味わうも、強く凛々しい千早の姿に当てられて、自分も次第にかるたの魅力にのめり込んでいく。先週「絶対かるたにはハマんない」と宣言したばかりなのに、もうすっかりカルターの一員になりかけている菫ちゃんの今後が楽しみ。

もう1人の新入部員筑波君は、オーダー提出用紙を勝手に書き換えてまで自分が出場しようとする別の意味での問題児。やり方は当然褒められたものじゃありませんけど、兄弟や子供や恋人の前で「カッコイイところを見せたい!」と張り切る気持ちは、スポーツをする者にとって大きなモチベーション。それは否定されるべきことではないです。私だって学生時代スポーツしていたときは、95%そういう邪な気持ちでしたし!

「おれもあるから……チャンスもらったことがあるから」

先人から受けた恩は、次世代の後輩へと返す。それを当たり前のようにできる机君は立派すぎます。ちはやふるに登場する人間が皆素晴らしく感じるのは、それぞれの成長を具に描いているから。成長していく人間の姿を見て悪い感情を抱けるはずがございません。

先輩らが自らの出番を犠牲にしてまで譲ってくれたチャンス。弟たちの熱い期待を一身に受けてのプレッシャー。いろんなものを背負いながら負けられない戦いに挑む筑波君でしたが、A級相手との戦いではさすがに手も足も出ずに完敗。ヒーローであるべき自分が無様な醜態を晒してしまったことで、深く落ち込んでしまう

「でも!! うちのお兄もすぐ追いつくから」
「家では木のかるたばっかりやっていたけど、今日から紙のかるたみんなでやるから」
「そしたら、お兄もっと強くなるから!!」
「お兄はすごいんだから」

ところが、弟たちにとって兄が憧れのヒーローであることに変わりはないんですね。期待を裏切られてしまっても、揺るがない兄への信頼。お兄ちゃんへの温かい思いやりに思わず涙腺が緩みます。親子愛とか兄弟愛には滅法弱いんで…。

千早、西田、駒野、奏、菫、筑波、それぞれに見せ場があった中で若干影薄めだった太一。ご安心を! 次回は太一回やで!

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著者/訳者:末次 由紀

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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