ちはやふる2第1話「はなのいろは」雑感

「男が女に選ばれてどうすんだって思う。おれは選んでがんばるんだ」 ちはやふるには数々の名言がございますが、私のベストワンはまさにこれ! この魂揺さぶられる名言を耳にしたくて第2期の放送を熱望してたところがありますよ! 「抱いて下さいって、私からお願いしなくちゃ自信が持てないんですか?」というめぞん一刻の音無響子さんの名言とセットにして、エロゲ主人公一同に送り付けたい!

「ふつうよりちょっとカワイイくらいの私みたいなタイプが少女マンガでは主役になんのよ!」
「美人で強敵に見えるライバルキャラを倒してね!」

世代的に少々古めの少女漫画ですけど、真理ではありますね(笑) メタ的に少女漫画のお約束パターンを持ち出して、イケメン太一に猛アタックを仕掛けるニラちゃんこと花野菫。誠実さも健気さも全部計算でやっている腹黒さが非常に私好みです。

ラブ度数が枯渇しているちはやふるにおいて、この徹底した恋愛脳キャラは潤いでもあり場違いでもあり、彼女の性格を含めて賛否が分かれそうなところですけど、今までになかったアクセントとなっているのは確か。私は普通にニラちゃんのことは大好きですね。微妙にカワイイというか、微妙に可愛くないルックスも次第に癖になりますよ。

「強欲! こんな欲深い人間見たことねぇーー!!」

部員それぞれが目指している方向性がバラバラな中で、太一がA級になること、自分がクイーンになること、チームとして高校選手権で優勝すること、後輩を育ててかるた強豪校にすること、その全部の目標を果たすと無邪気に語る千早。確かに強欲ではありますが、彼女の根っこにあるのは「かるたが好きな人を1人でも多く増やしたい」という気持ちなので、その目的に繋がることを1つも譲りたくないのは当然なんですよね~。

「エースじゃけん!」

唯一新入生に甘い融和派の千早でも、自分のかるたの実力を見くびられたらマジギレするという(笑) でも、そんな「かるただけは譲れないプライドの高さ」が好き! 自分が必死になっているものを茶化されたらマジギレしていいんです。全然大人げないことじゃないんです。

「男が女に選ばれてどうすんだって思う。おれは選んでがんばるんだ」

最後にもう一度この太一の至言を噛み締めましょう。言い寄ってくる女を適当に見繕っておけば幸せになれるものを、敢えて茨の道を歩む太一のドM……もとい、男らしさに惚れる。やっぱり自分の好きなものぐらいは自分が選んで掴もうとする気概を持っていなくちゃね。

太一がこのセリフを発したあと、時が止まるような無音の演出も良かった。名言をしっとり噛み締める余韻を作っているところが、ちゃんとスタッフわかってくれているな~と。第2期も、引き続き原作の持ち味を前面に押し出した良アニメであってください。

綾瀬千早コレクション。相変わらず美人ですなぁ~♪ 愛してる。

ちはやふる(19) (BE LOVE KC)

著者/訳者:末次 由紀

出版社:講談社( 2012-12-13 )

定価:

Amazon価格:¥ 463

コミック ( 176 ページ )

ISBN-10 : 4063803694

ISBN-13 : 9784063803693


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 来ましたね。最高の名言が。いきなり神回でした。
    ちはやふるは本当に名言が多くて、ベスト100ぐらいの名言ランキングが簡単に作れてしまいそうですが、やはりこれが私にとっても不動のナンバー1ですね。
    私もこの台詞を初めて読んだとき一瞬息を呑んで時が止まった気がしたぐらい感動したので、アニメの演出も完璧でした。

    いや~それにしても二期が始まって本当に良かった…アニメでこのシーンを見られて感激です。演出も抜群に良くて千早の顔芸も忠実に再現されているので、これからも何の心配もなく楽しめそうです。

    ニラちゃんも可愛いですよね。やっぱり恋愛脳な子って見てて楽しいです。最近はニラちゃんまで普通にかるたやってて若干影が薄くなってしまったので少し寂しいぐらいです(笑)
    計算高いのに太一の事は純粋に好きなところが愛らしいのですよね。
    ニラちゃんが太一を落とせる可能性は0と言っても過言ではなさそうですし、太一は太一で頑張って千早を振り向かせて欲しいのですが、ニラちゃんも応援したくて迷います。

    あと前から思っていたのですが、アニメの千早って美人度が250%ぐらい増していませんか。もう髪が風にそよいでいるだけで眩しいですよ。

  2.  カズさん
    ちはやふるは本当に名言多いですよね。普通これだけ名言を連発したり、感動シーンを盛り込んでくると、作者の作為が透けて見えて逆に白けてしまうものですが、ちはやふるには不思議とそれがない。それだけ自然なカタチで発せられているからだと思います。

    次回もまた名言てんこ盛りなので期待したいですよ~。特にかなちゃんの「まつげ~」のくだりが楽しみ(笑) 感動的なシーンであのセリフは卑怯だ。

    >最近はニラちゃんまで普通にかるたやってて若干影が薄くなってしまった
    わかります~。かるたに興味のなかった娘が徐々にかるたの魅力にはまっていくのは喜ばしいことではあるんですが、唯一のラブ要員がかるたに染まってしまうことには複雑な思いも(笑) ウザ可愛かった彼女が、最近ウザくなくなって普通にカワイイのも少し寂しい?

    >計算高いのに太一の事は純粋に好きなところが愛らしい
    ニラちゃんも、あそこで太一の発言を受けて「自分は選ばれない」ことを察することができるのが偉いよね。その上で、太一を諦めずに愛し続けるところも。

    >アニメの千早って美人度が250%ぐらい増していませんか
    顔アップの時の作画はいつも気合入っているので、印象がかなり良いです。着物姿もカラーだと美しさが割り増し。