ちはやふる第20話「くもゐにまがふおきつしらなみ」雑感

「先生おれは、A級になるより、逃げないやつになりたい」

かぁっっこいいぃぃいぃぃぃぃぃ!!! どうなってんですか、これ!! もうダメだ!! イケメンすぎて話にならないっっ!!

新の復活という大きなイベントがあったり、机君からありがたい金言があったり、またもや見どころだらけの神回だったんですけど、最後に太一が全部持っていきました。どこまでも自分に厳しい太一ならではの名言。「悔しいだけでいい」と並んで太一の大好きなセリフの1つですよ(最強の名言はまだこの先にありますが)。それにしても、太一の名言はドMなセリフばかりだなぁ(笑)

一つ前に原田先生が口にした「悔しさの賞味期限は長くない」ってのも素晴らしい名言なんですよねぇ。反骨精神を抱く人間でも、不遇が長引けば気持ちはどんどん腐ってくる。私だって、挫折から這い上がることが大好きな性格ですけど、挫折が二度三度続けば普通に挫折します。私の悔しさの賞味期限なんて、所詮スーパーのお刺身ほどに短いですよ。夕方にはもう半額になっているんで。

しかし、太一は違う。早く千早と新に追いつきたいという焦りは確実にあるはずなのに、自分への甘さを許さない。楽になろうとしない。放心するかのように感動に打ち震えていた原田先生の表情が、実によくこの状況を表現できていたと思います。

厳しい原田先生がふと見せた“らしくない甘さ”。それはマイナー競技の悲哀というか、指導者として選手を指南する以前に、まず「続けてもらう」ことに意識を配らないといけないところにあるんですよね。小学生時代の才能ある千早と太一を見て「一流に育て上げたい」ではなく、「長く続けて欲しい」と願っていたことに象徴されるように(アニメではカットされていましたが)。

だから、原田先生が自分のポリシーを曲げてでも太一にA級昇格を推薦したのは理解できますし、そんな先生の気持ちを酌み取った上で断りを入れた太一が格好良すぎるんです! ちはやふるの登場人物は、なんでみんな揃いも揃って尊敬に値する立派な人間ばかりなんでしょう。一人一人の言葉が胸に響く。千早以外(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。