ちはやふる第18話「はなそむかしのかににほいける」雑感

千早のA級緒戦は、年甲斐のない少女趣味な服装を身をまとったかるた歴35年のオバサン。曲者揃いのちはやふる敵キャラの中でも、特に印象に残っている対戦相手ですね。だって、中年のオバサンが敵として出てくるスポーツ漫画やバトル漫画なんてあります? 老若男女、等しく同じ地平で戦えるのがかるたの良いところ!

しかも、このオバサンが意外に強いんだ。スピードでは千早が圧倒的に制していながら、相手の特性を見抜き、決まり字の長い札をキッチリ拾われる老獪なかるたの前に敗れてしまう。「ラッキ☆」の口癖にはその都度イラッとさせられましたけど、千早の未熟な点をそれとなくアドバイスしてあげたり、憎めないオバサンなのよね。「カワイイ!」と煽てられても、「そんなことないですよ~」「やめてくださいよ~」と謙遜するのではなく、「知ってる」とさらりと返せるところも素敵。謙遜が必ずしも美徳とは思っていませんから。

Bパートでは、太一VS肉まん君のB級決勝戦と、かなちゃんVS机君のD級決勝戦。どっちを観戦すればいいかわからないと迷う千早でしたが、かなちゃんの美しく戦う姿にすっかり場は魅了される。姿勢正しく、礼儀正しく、その所作の1つ1つをキチンとアニメでも描かれていたのは嬉しかったです。溜息が出るほど、雅。

その影で、すっかり存在を忘れられている太一と肉まん君が哀れ。特に太一は、好きな子(千早)に自分の戦う様を見ていて欲しかったでしょうに~。本当に不憫な男です。でも、不憫だからこそ萌える。

ちはやふる Vol.3 第七首~九首収録 [Blu-ray]

販売元:バップ( 2012-02-22 )

定価:¥ 5,184 ( 中古価格 ¥ 354 より )

Amazon価格:¥ 3,500

時間:70 分

1 枚組 ( Blu-ray )


 

この記事のトラックバックURL

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。