ちはやふる第14話「はなよりほかにしるひともなし」雑感

待ちに待っていた若宮詩暢が遂に登場! 最年少クイーンとして圧倒的な力を持つ詩暢との対戦が早くも実現した千早VS詩暢の好カードは、本気で手に汗握るドキドキの展開。こんなにも熱くて、興奮させられる試合を漫画やアニメでお目にかかれる機会はそうそうありません! 紛うことなく神回!!

クイーンの超人的な早さと正確さの前にまったく為す術ない千早。しかし、F音に反応する千早自慢の聴力でなんとか一矢を報いると、得意札「ちはやぶる」で続けざまに連取! この瞬間、思わず気持ちが昂ぶってしまい、「よし!」とフツーに叫んでしまっていました。完全にアニメに感情移入しながら一喜一憂している私。だって、作画・演出・音楽・声優さんの演技、総てがパーフェクトで臨場感が半端ないんですもん~。

アニメのこれまでの試合は、札を取る描写を“取ったあとの止め絵”で表現していたことが多かったんですよ。そこに私は不満を感じていたのですが、今回のクイーン戦では、札を抜く・払うといった一連の動作などがちゃんと動画で描かれており、クイーンの神業的スピードが体感的に伝わってきたのが素晴らしい。大山札「よのなかよ」の囲い手破りもリアルタイムで動作を描写してくれていたため、よりそのすごさが理解できました。こういう大一番の試合で、アニメもしっかり気合いを入れてくれるのは結構なことですね!

「ダディベア!?」 人間離れしたクイーンに対して畏怖を感じ始めた頃に、キャラクターTシャツに食いつく少女らしい一面を見せる、この緊張と緩和のタイミングが抜群。詩暢ちゃんは涼しげな黒髪の京美人でありながら、私服がダサかったり、性格が黒かったり、自己管理できなかったり、恥じらいに欠けていたり、人間としてダメな部分が多々ある無駄美人2号(笑) でも、そんな詩暢ちゃんが好きで好きで好きでたまらない~~!

声はイメージより高かったですけど、可愛くていい感じ。関西弁のイントネーションも違和感なくて良かったです。千早と詩暢は同い年の16歳ですが、中の声優さんは12も年齢差あるんですね(笑)

化け物染みたクイーンの強さはあまりに現実離れし過ぎていて、描写がリアルじゃないって思われるかもしれませんけど、先週、BSプレミアムで放送されていた競技かるたのクイーン戦を見ていたら、現実のクイーンである楠木早紀さんも本当にこんな感じだったり。

アナ「音が発せられる前に手が動いているような印象だったんですが、感じていたりはしないですよね…?」
クイーン「あ、それはありました(きっぱり)」

現実のクイーンも現実離れしているので、ちはやふるはリアルに忠実です(笑) さすが14歳から8連覇中という最強クイーン。

最後に余談ですが、試合の組み合わせ抽選の名前カードに、エロムこと江室と、毒舌天然地味少女の逢坂恵の名前があった遊び心に、原作ファンとしてはにんまり。

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  1. 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    ちはやふる、最高ですね。実は昨年アニメ化される少し前に
    原作を買い揃えて、もうこれ以上ないくらいにハマっていました。
    ハマりすぎてどうしてもなでしこやまとさんで語りたかったので、
    掲示板の方の「年の瀬」というスレ用に“2011年ハマったモノ”と題して
    ちはやふるについて熱く語っている文章を作成していたのですが、
    あまりに長くなった上に年が明けてしまったので、お蔵入りにしました(笑)

    という訳でこちらに少しコメントさせて頂きます。

    アニメは基本的に原作に忠実で丁寧に作られているので、毎回楽しく視聴
    していますが、今回のクイーン戦は間違いなく過去最高回でしたね!
    浅生さんの仰る通り、試合の動作が描写されていたので迫力満点でしたよ。
    クイーンの「真空を飛ぶ針のような速さ」(「ヒュッ」という効果音も好き)や、
    不気味な囲い手破り、「なにはが」の一点を払う変態的な正確さ、
    そして千早の「ちはや」送り札一発等々、漫画で読んだ時震える程興奮した
    シーンの数々が、抜群のクオリティでアニメで再現されていましたからね…
    もう感激ですよ。BD購入決定です。
    「変な子…」と余裕こいていた直後に連取されてブチ切れる素敵なクイーンも
    見らられて満足です。声優さんも聞いたことない方でしたが、
    調べてみたら京都出身の方だったので感動しました。

    あと私も恵夢ちゃんとエロムにニヤっとしましたよ。

    こんな感じでこれでも全然語り足りないぐらい2クール目に入っても
    アニメには満足していますが、それでもあえて文句を言うならOPですね…。
    曲は悪くないと思うのですが、映像が少しいただけませんよ。
    折角ちはやふるには魅力的な対戦相手が沢山出てくるのに、
    それらの所謂「敵キャラ」が一切出てこないのが残念です。
    全国大会の対戦相手はそこまでアニメ化されるか微妙なので仕方ない
    かも知れませんが、北央の選手やクイーンすら出てきませんからね。
    原田先生や女帝といった身近なキャラも居ないのでやや寂しい印象を受けます。
    もっとこんな感じ↓にして欲しかったですよ。
    ttp://www.youtube.com/watch?v=BXxz_Acln3I
    このBメロから続々と出てくるドヤ顔の敵達を見ると今でもワクワクします。
    個人的にもう少し賑やかなOP映像を見てみたいですね。

  2. お久しぶりです。

    14話、本当に神回でしたね! ここまでの回も丁寧につくられていて安定して面白かったのですが、悪く言えば無難なつくりになっていてちょっと引きが弱いなとも思ってました。でも今回は展開はもちろん、ダディベアのくだりでデフォルメされて描かれていた2人のかわゆい表情(これは原作通りなんでしょうか?)や、妙に目立っていた「さいたま」(笑)などグッと刺さる部分が数多くあって良かったです。

    「深夜に放送するなよ」という点が共通している『うさぎドロップ』ではアバンが水彩系のタッチで描かれていたり、EDを劇団イヌカレーが担当したりしていたように、『ちはやふる』でも(深夜)アニメならではの演出がもっと増えるといいなと思います。

    まあしかし、なによりクイーンが最高ですよね! 正直、ちはやは作中で言われるほど無駄美人っていう感じがしないんですけど、クイーンは正真正銘の無駄美人って感じでギャップがたまらないですー。原作未読なんで「新とどっちが強いんだ?」みたいな想像も膨らませて楽しんでます。

  3.  カズさん
    あけましておめでとうございます~。

    今のところ、連載中の漫画の中ではちはやふるが私的NO.1の面白さですね。白熱する試合展開に、魅力溢れる登場人物。もう少し恋愛描写を入れてもいいと思いますが(笑) 硬派すぎる少女漫画です。

    >試合の動作が描写されていたので迫力満点
    いくら一瞬の勝負だからと言って、止め絵で表現されるのは好ましくない。アニメのアニメたる強みは動画で表現されること。スポーツの迫力・臨場感を表現するのであれば、キチンと動きのある絵で見せて欲しいものですね。

    >漫画で読んだ時震える程興奮したシーンの数々
    クイーンとの対戦は大きな山場でしたからね~。かるたのすごさ・恐ろしさを実感した初めての試合。そういった重要な回にクォリティを上げてくるアニメは、ちゃんと力の入れどころがわかっています。

    Fate/Zeroのように全体のクォリティがどれだけ高くても、ここぞの名場面で見劣りしては意味がない。ちはやふるを見習って、力の入れどころを学んで欲しいですよ。打率より打点を!

    >余裕こいていた直後に連取されてブチ切れる素敵なクイーン
    いいですよね~。見下すようなクイーンスマイルが消え、本気になって燃え上がるあの瞬間! 青を基調にしたアニメ独自の演出もセンスあると感じました。

    >(OP)所謂「敵キャラ」が一切出てこないのが残念
    なるほど…確かに。第2クールへの切り替わりのタイミングで変更して欲しかったですね。1クール目は千早・太一・新の3人と、瑞沢高校の面々がメインだったのでそれでも良かったですが…。

    >Bメロから続々と出てくるドヤ顔の敵達を見ると今でもワクワク
    十本刀カッコイイなぁー。るろうに剣心も敵キャラが(敵キャラの方が?)魅力的な作品でしたからね。

    ちはやふるも須藤、詩暢、周防、恵夢とどや顔の似合うS系キャラが多いので、こういう感じのOPだとぴったりかも。あ、梨理華ちゃんのどや顔も見てみたいです!

     蒲沢練さん
    ちはやふるの記事に2つも反応が! こんなに嬉しいことはない(笑) それも原作未読の方の感想は嬉しいな~。

    それだけ第14話は素晴らしい回だったってことですかね。でも、次の15話も見どころがぎっしりで、また燃(萌)えて、震えて、泣ける展開が待っています。何より太一ファンとしては死んでも見逃せぬ名シーン&名言が…! 是非とも、次回も見逃さないでください。いや、私が見るなといっても、見るでしょうけど。

    >デフォルメされて描かれていた2人のかわゆい表情
    あれは原作通りですよ。原作で萌えて、アニメでも萌えました。近寄りがたい程の美人なのに、不意にこういうカワイイ表情をするからたまらない~。

    >ちはやは作中で言われるほど無駄美人っていう感じがしない
    そうですね~。千早は現実だったらフツーにモテているはず。残念な部分も、気取らない親しみやすさとして受け取られるでしょう。千早の一番な残念なところは顔芸かな(笑) これからもっと悪化していきますんで。エースじゃけん!

ABOUTこの記事をかいた人

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。