ちはやふる第11話「あまつかぜ」雑感

5年連続で全国大会に出場している東京の強豪校海南……もとい、北央学園との決勝戦。新設クラブの瑞沢高校かるた部が、果たして常勝北央の壁を突き破れるのか? 「ごめんなさい」を強要するドS須藤と、顔芸で対抗する残念千早のマッチアップが熱い!

大人しい性格ながら、一生懸命声を張り上げてチームを盛り上げるかなちゃんに、実力で劣りながら決して諦めない執着心を見せる机君。取った取ってないで食い下がってごねることは、全然みっともないことじゃありません。衝突を恐れて簡単に相手に譲ってしまうことの方が情けない。それを「大人の対応」だと自分に言い聞かせることの方が恥ずかしい。

そんな駒野の必死な姿勢が西田の気持ちに火を付け、闘志溢れるプレーへと繋がる。身体ごと投げ出し1回転しながら札を奪取するアクロバティックな肉まん君は格好良すぎ! 動けるデブって萌えるなぁ!

太一は、苦しい状況下でこそ真価を発揮する脅威の暗記力。自分には秀でたる才能がないと思い込んでいるがゆえに、決まり字の変化だけは間違うまいとしんどい暗記に真正面から向き合う。「おれがみんなの背骨になるんだ」とチームの屋台骨としての自覚を持って戦う。原田先生の言葉、「これだから目が離せないんだ。ここにいるのはもう、違うきみじゃないか」はまさに至言。太一、三日会わざれば刮目して見よですね。

「ちぎりきの」がまだ残っている最終局面で、ちはやが「ちはやぶる」の札を1文字目の「ち」で取りに行ったのは、これまでの5戦で読手の発音の癖を見抜き、同じ「ち」の文字を別物として聞き分けられる天性の「感じ」の良さゆえ。それが最後の最後で北央との命運を分けた。

チームのみんながそれぞれ持ち味を発揮したことで、強豪北央を討ち破り、優勝の栄冠に輝いた。これぞスポ根ドラマの醍醐味! 大いに感動しました! ちはやふるって素晴らしい!

ただ、決勝戦を1話で全部まとめちゃったのはなぁ~。おかげで、肉まん君の「あきらめない。おれだけの試合じゃない。ああ、師匠もっと、練習しておけばよかったよ。勝ちたいよ」の名セリフがなかったり、ドS須藤が攻めのスタイルを確立するきっかけにもなった持田先生のアドバイスがなかったり、感動のポイントが幾つか減らされていたのでもったいなかったです。

まぁ、ちはやふるには感動のポイントが他にも腐るほどありますから、1つ2つ見逃されても我慢するか! 次回の話でも、既に私は泣き予約入っちゃっているんで。

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