ちはやふる第1話「さくやこのはな」雑感

ちはやふるは、今連載中の漫画の中で一番面白い作品かもしれません。“競技かるた”を題材にした異例ともいえる作品なんですけど、もっと異例なのは、女性誌でありながら恋愛にまったく無頓着なところ。まるで少年誌のような熱いスポ根漫画なんですよね~(作中でもラブ成分の薄さは自虐的に指摘されている)。

とはいえ、試合展開だけがフォーカスされているのではなく、秀逸なのは各々のキャラクター描写。主役の千早は勿論のこと、仲間たちもみんな味のあるキャラが揃っていて、対戦相手となる敵キャラまで毎回個性豊か(ある意味、変人ばかり)。1人1人に必ず何かしら萌え要素があるなんてすごくないですか? ちなみに、私はクイーンこと若宮詩暢を死ぬほど愛しているので、アニメでの彼女の登場を心待ちにしております!

さて、アニメの出来ですが、基本原作にとても忠実で、声のキャストを含めて原作ファン納得の仕上がり。唯一違っていたのは、先に高校生編の冒頭を流して、回想というカタチで小学生編を始めているところですが、これだと千早たちが成長した姿の感動が薄れてしまったかも。あの男の子みたいだったお転婆娘が、こんな美人になって! あの生意気なクソガキが、こんなにイケメンになって! そんな驚きが漫画にはありましたので。

まぁでも、アニメはアニメで、美人な千早も小学校時代は男の子みたいだった、イケメンな太一も小学校時代は生意気なクソガキだった……という逆の意外性がありますから、そんなに気にする程でもないかな~。

小学校時代を1話に短縮してさっさと終わらせるとか、そういったカット&改変が考え得る最悪のケースでしたので、これぐらいで済めば全然OKですよ。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

著者/訳者:末次 由紀

出版社:講談社( 2008-05-13 )

定価:

Amazon価格:¥ 453

コミック ( 191 ページ )

ISBN-10 : 4063192393

ISBN-13 : 9784063192391


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