僕だけがいない街第6話「死神」雑感

邪魔者の愛梨を始末するため、放火まで企てる真犯人の残虐性。異変を察知した悟が燃えさかる家内に突入すると、煙に巻かれ廊下で気を失っている愛梨を発見。自分1人の力では、彼女を家の外まで担ぎ出せずにいたが、駆けつけたバイト先の店長の助けもあり、なんとか愛梨を無事に救い出すことができた。

容疑者その7 バイト先の店長 怪しさ☆


途中力を貸しただけなのに、「手柄は俺のもんだ」と1人いい格好をしようとする店長の小狡さがムカつきますけど、この言葉をそのまま真意と受け取っていいかは解釈の難しいところ。結果的には警察に追われる悟を見逃してやる計らいを見せていますので、根は良い人なのかなぁと。

まぁ、良くも悪くも彼の頭には愛梨しかなく、悟を貶めるような敵愾心は最初からなかったってことでしょうか。惚れた女のためにここまで必死になれる店長は、ある意味好感が持てるタイプと言えなくもないですが、年の離れたJKに熱を上げている時点で、やっぱりちょっと気持ち悪い(笑) 私は然程愛梨に思い入れがありませんので、お好きにしてもらって構いませんけど!

容疑者その8 元テレビ石狩社会部の澤田 怪しさ☆☆☆


悟の母親の元同僚であるジャーナリスト。彼もまた独自に連続誘拐殺人事件の真犯人を追い続けてきた心強い協力者。と思わせて、実はこいつが真犯人だったりして。「良い奴は疑え」が推理モノの鉄則

悟の母親から「真犯人、誰だかわかっちゃった」と自分に電話があったと証言していましたが、そんなのいくらでもでっち上げられますし、犯人の澤田に自首を促す意味での電話だったかもしれません。その後、口封じに母親を殺したのは充分想定しうるシナリオ

気になったのは、初対面のとき瞳が赤く輝いていたこと。まさかこれが真犯人であることの示唆ではないでしょうが、“真っ赤な瞳”はどういう意図があるのやら…。とりあえず、油断ならない相手ではありますので、彼が調べ上げた情報もあんまり鵜呑みにはできないです。

悟との対話を終えた後、入院している愛梨の病室に忍び込んだのもちょっと怪しい。純粋に彼女から情報を聞き出そうとしただけか、それとも仕留め損なった彼女にトドメを差そうとしたのか…。

幸か不幸か、澤田が訪れたときには、既に病室を抜け出していた愛梨。逃亡を続ける悟と再び高架下で落ち合うことになるが、実は彼女は警察に泳がされており、後をつけられたことでまんまと警察と悟と引き合わせてしまった。警官に包囲された悟は、殺人容疑で敢えなく逮捕。愛梨に悪意があったとは思えませんが、その迂闊な行動が最悪のケースを招くことに。

その逮捕まで一部始終を、すぐ側で目撃していた真犯人。自分の身代わりとなる悟の逮捕にほくそ笑む姿が憎たらしいものの、謎なのはどうして真犯人がこの逮捕の瞬間に居合わせたのか。真犯人は警察関係者、もしくは近しい人物でしょうか? 警察と同様に愛梨の動向をマークし続けていて、彼女を追っているとたまたま逮捕の瞬間に立ち会えた可能性もありますが…。病院から愛梨をずっと尾行していた人物……あれ? 店長?(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 火事のあと、店長が通報してないのは、見逃したってことなんですね。
    なるほど。このあたりよくわからなかったのです。

    悟のために見逃すというより、愛梨に殴られたことで、彼女の気持ちのために見逃すってことなのですかね。

    うん。やっぱりJKに熱上げる店長は気持ち悪いですね(笑)

    澤田の眼の赤さは今気づきました。
    こうして眼を見ると犯人と同じ眼の色なんですね。

    • 私もまだ店長の真意を測りかねていますが、愛梨さえ手に入れば、悟なんかどうでもいいというのが本音じゃないでしょうか。悟が高架下で警察に包囲されたのは、病院から愛梨を尾行していた店長が悟と落ち合っているのを目撃、嫉妬に狂って警察に通報という可能性もあるのかな~。

      >こうして眼を見ると犯人と同じ眼の色
      過去の話を見直してみると、加代の母親の愛人や、ケンヤにも同様に赤い目の演出がありました。赤い瞳はあくまで容疑者の1人という印にすぎないかもしれません。