ボールルームへようこそ第18話「背番号13」雑感

優勝が義務付けられた東京都民スポーツ大会。もしここで優勝を逃すことになれば、清春&雫と同じ舞台に立ちたいという夢は絶たれ、それどころか、千夏とのカップルも解消危機。総てを失う可能性のある絶対に負けられない試合に、多々良君は決死の思いで立ち向かう。

パートナーの千夏も、試合前には「背筋が凍る」とさすがに怖さを感じていたよう。しかし、彼女は多々良君以上に優勝という結果をしっかり見据えていて、立場としては最下層のD級でありながらも、「ここの奴ら、一組残らずまくるわよ」と自信に満ちた表情で勝利宣言。そのイケメンっぷりにメロメロです!

この18話では、覚悟を決めたちーちゃんの男らしさが随所に見られて、その格好良さにいちいち惚れてしまう。多々良君との衝突を恐れることなく、言うべきことをはっきりと言える芯の通った強さを持つ千夏が本当に素敵。好き嫌いのわかれる女性なのは間違いないですが、私は思いっきりタイプ。このヒロインのものとは思えない極悪な目つきも大好きですよ~(笑)

そんな気丈な千夏が相手ですから、当然フロアの中外で諍いが絶えません。大事な試合だというのに、ずっと2人はあーだこーだと小競り合い。でも、清春も言っていましたが、これはケンカではなくて議論。しっかり膝を突き合わせてお互い意見を言い合い、2人が持つイメージをすり合わせる行為なのです。普通のカップルじゃ、関係がこじれるだけで終わりでしょうが、多々良君&千夏はそうならないところに、真の意味で通じ合った本物の信頼関係が芽生えつつあると言えますね。

女性の尻に敷かれ癖があった多々良君も、合宿を経て逞しくなり、ちゃんと千夏に物言える性格になったのがいい。このガンの飛ばし合いのようなカットは、大袈裟じゃなく、自分の中の理想のカップル像をイラストにした1枚だといえるかも~。お互い一歩も引かずに物言える男女の関係って素晴らしい。

そんな一触即発の険悪な雰囲気の直後で、こんな風にフルチェック突破を喜び合える仲の良さを見せたりするから、ますます好きになる(笑) 苦さと甘さ、硬軟織り交ぜたラブラブ感がたまりません!

千夏への当てつけで誘惑してくる明との三角関係めいた展開も、ラブコメチックで楽しかったです。千夏は今のところ、単に明をライバル視しているだけのようですが、いずれ多々良君に手を出されることを本気で腹を立てて、嫉妬する日もやってくるのかな~? もう千夏は多々良君とくっつくしかないと思っていますから、早く公私ともにカップルになってもらいたいものです!(笑)

「私は多々良の考えていることは未だに全然わからないけど、多々良っていう人間は見えてきた気がするよ。『臆病者』。アンタは最高にいい奴だけど、私はもっと強くて怖い奴が好き」

とはいえ、千夏はまだまだ多々良君のことを完全には認めてはいません。2人の関係は徐々に理想のカップルに近付いてきていますが、本気でそうなることを考えるなら、多々良君はもう一皮剥ける必要がある。千夏の指摘するように、優しさという名の臆病さを捨てて、もっと強くて怖い奴にならなくては!

★今週の花岡雫★


雫の出番はそれなりにありましたが、どれも作画が悪すぎて可愛くない…。千夏の作画は全然崩れていませんでしたので、もうスタッフの中でも、メインヒロイン交代という意識があるのでしょうか。私自身、正直今は雫よりも断然千夏なのですが…。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。