ボールルームへようこそ第14話「結成」雑感

競技ダンスは競技かるたと同じように、選手の実力に合わせてA級B級C級D級といった階級があるんですね。参戦したばかりの多々良君は、D級の更に下のノービス級なので、上位にはまだ見ぬ強豪がわらわらとひしめいているはず。鬼みたいに強い戸愚呂(弟)が、実はまだB級にすぎなかったみたいな驚きがあったりするのかも(笑)

千夏との相性が悪すぎて、パートナー探しは再び暗礁に乗り上げてしまったかに思えましたが、千夏がジュニア時代に組んでいたパートナー甲本明に対する対抗心から、仙台グランプリに多々良君とカップルを組んで出場すると勝手に宣言。多々良君の意志そっちのけで、強制的にカップル結成の運びとなりました。

千夏が女性でありながらリードが上手かったのは、ジュニア時代にずっとリーダーをやっていたせいだったんですね~。ジュニアは男女比が大幅に女性に偏っているらしく、女性同士でカップルを組むことも珍しくないみたい。確かに小中学生で社交ダンスを始めている男子ってかなりレアですよねぇ。もし男子が小学生のうちから社交ダンスを始めていたら、引く手数多でモテモテなわけですか(笑) 小学生男子の諸君、今すぐ社交ダンスを始めよう!

喧嘩別れでカップル解消した千夏と明の2人は、敵対心メラメラ。お互いが当てつけのつもりで新しい男を捕まえて、「元カノ(元カレ)より今の自分の方が幸せ」であることを必死にアピールしようとするなんて、もはや完全に痴情のもつれです(笑) 社交ダンスのカップルは、本物の恋人関係と非常にリンクしている節がありますけど、とうとうこんな泥沼の愛憎劇にまで発展するとは。

“別れた相手に対する当てつけ”という私怨が動機とはいえ、やっとこさ多々良君と千夏は正式なカップルとして始動。申請書に判を押して提出していたのは、さながら婚姻届のようでドキドキ。お互いを「ちーちゃん」「多々良」と呼び合うようになり、犬猿の仲と思われた2人に一気にラブラブ感が出てきたのもニヤニヤ。やっぱりこの2人の関係性いいなぁ~!

とはいえ、お互いを認め合って誕生したカップルではないので、デビュー戦で早くも亀裂が。千夏は大会でも自分勝手に踊ろうとして、フォローの身でありながら強引にリーダーの多々良君を誘導させて思うがまま。「別にリードしてほしいとか思ってないから」と無下に言い放つ千夏に、さすがの多々良君もおかんむり。やっぱりこの2人、相性悪すぎ~!!

「お前のリードなんかに任せてられない」と言われたに等しい多々良君は、お互いが主導権を握り合おうとしてバラバラになるぐらいなら、いっそ千夏に全部リードを委ねて、自分は彼女のフォローに徹するという手段を選択。「自分が一歩引いて相手に合わせる」というのは一見聞こえが良くて、理性的な判断のように思えますけど、やっていることは単純にリードの放棄。結婚生活ならともかく、社交ダンスは、男がリーダーで女がフォローとロールが決められている以上、リーダーがリードを放棄して正解になることはないんじゃないでしょうか?

千夏は性格的に難がありますけど、彼女は自分のリードに自信を持っていて、自分より下手な男のリードに従いたくないってだけですから、多々良君が千夏を納得させられるだけのリードで導いてあげられれば、すぐにでも解決する問題。つまり、多々良君が意識や努力を高めることが解決の道筋なのに、それを早々に投げ出すのはプラスを生まない選択だと思います。結果、ノービス戦での優勝を逃してしまうわ、偶然居合わせていたマリサさん(兵藤の母親)に見抜かれて注意されてしまうわで、散々でしたからね~。

周りに何を言われようと、フォロー役として千夏に付き従うことを選ぶのか、「このままじゃいけない」と意識改革して千夏をリードで導ける男になろうとするのか、多々良君がこの先どちらの未来を進んでいくかはわかりませんが、個人的にはやっぱりリーダーの自覚を持って一歩ずつ成長していく彼の姿が見たいな。主人公がマグロじゃ物足りないですよ。私は男女関係でも主導権を取り合う関係が大好きなんで、千夏も簡単に多々良君に折れたりせず、しばらくギスギスした関係を見せてもらえれば、最高です(笑)

★今週の甲本明★


引き続き雫が欠席のため、今週は新キャラ甲本明をピックアップ。ていうか、雫の出番は当分なさそう…!?

明はライバル役としていい感じに小憎たらしくてグッド。巨乳というわかりやすい特徴もありますし。それとパートナーとして選んだ男の趣味が渋すぎるのも個人的にツボ(笑) こんなの絶対筋者じゃないですか! 千夏に対する当てつけが目的なら、もっとヴィジュアルのいい同世代のイケメンを捕まえれば良かったのに、どうしてこんな極道めいたオヤジを選んだのか謎が深まります(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。