ボールルームへようこそ第5話「パートナー」雑感

怪我をしていた事実をパートナーである自分に明かしてくれなかった清春に、強い不満を抱く雫。彼への反発から半ば自暴自棄となり、もう誰でもいいから他の男に抱かれてしまおうとする非常に危険な精神状態! そこにつけ込むチャラ男の赤城賀寿(あかぎがじゅ)。このままでは、ポッと出の男に雫が喰われてしまいかねない…!! 早まるな、雫! もっと自分を大事にするんだ、雫!

雫の新しいパートナーとして名乗り出たこの賀寿という男、元々は妹の真子と兄妹カップル(なんとも背徳的な響き)を組み、アマチュアラテンではそれなりに名を馳せている男のようですが、気になるのはなんといっても、そのその棒読み演技の声。どこかで聞き覚えあるなと思っていたら、ドリフェス!の佐々木純哉でした。まるで成長していない…(笑) ひどい棒読みで滑舌が悪い上に方言キャラだから、何を言っているのかよく聴き取れない場面もしばしば。主要キャラでこれはキツイなぁ。

ちなみに妹真子の方の声優さんは、アイカツ!の星宮いちごを演じていた諸星すみれさん。ドリフェス!&アイカツ!という姉妹アニメの声優さんが、兄妹役で出ているのは意図したものなのでしょうかね? 何言ってんのかわかんない兄と違って、諸星すみれさんは透き通った声の素晴らしい演技ですけどね!

強引にカップルを迫る賀寿の猛プッシュは実り、結局雫は清春の代わりとして彼と組むことに。そして、取り残された妹の真子は、多々良君とペア。余り者同士がカップルを組むのはラブコメでもよくあるパターンですけど、シチュエーション的にどうしてもスワッピング感が漂っているのがなんとも(笑) 兄の前で妹といちゃつく(※社交ダンス)アブノーマル感もすごい。このアニメ、始まってからずっと寝取り寝取られの応酬が続いている気がするよ!!

真子のような気弱で引っ込み思案なタイプは個人的にあまり好みではなく、雫と比較したら完全に私は雫派だと断言できますので、当初彼女のことは大して興味がありませんでした。だから、多々良君と真子がカップルを組んだところで別にどうでもいい……という冷ややかな目で見ていたんですけど、真子ちゃんのあまりの可愛らしさに絆され、考えが一瞬で改まりまして

カップル練をこなす2人の初々しい感じが超ニヤける~。恥ずかしさで頬を染め、なんとも言えぬ表情を浮かべながら、多々良君の動きに合わせようと一生懸命になっている真子ちゃんの健気さが可愛すぎてヤバイ!!

真子のように身長の低い相手と組むときは、右手は肩を掴むのではなく、背中の肩甲骨辺りに手を回すのが正しい作法みたいですね。仙石さん曰く、「ブラ紐に手を添えるんだよ」。完全なるセクハラ的表現ですが、実に的確で憶えやすい教え方でした(笑) 右手はブラ紐に添えるだけ…。

そして、競技ダンスは2人のペアの一体感が総てなんだと宣い、“右サイドボディ”でお互いの腹部をぴったり密着させる。年頃の男女が、こんな風に合法的に身体を密着できる社交ダンスって最高すぎませんか…!? 今や義務教育ではダンス授業が必修科目となっていますが、まずは社交ダンスをやらせるべきですねっ!

多々良君は奥手な性格から、これまでなかなか積極性が出せていなかったですが、自分よりもっと奥手な真子ちゃんが相手だと、徐々に積極性と男らしさが出てきたのがいい。相手の気持ちを察し、僅かな所作も見逃さず、彼女が思い描く方向へと自分から上手にエスコートする。男として、リーダーとして、一回り成長することのできた多々良君が、ものすごく格好良く見えてきました。同時に、彼の良さを引き出した真子ちゃんも可愛くて可愛くて。多々良×真子、このカップリングこそ至高なのかも!

この作品のヒロインは雫だと思い込んでいたのに、「真子が真ヒロインじゃね?」と考えを変えてしまうほど5話は真子がヒロインしていました。こうなったら、WHITE ALBUM2のようにどちらのヒロインも捨てがたい究極の二択(二股)を迫られ、最終的には泥沼の修羅場が待っているのもありかな(笑) 雪菜とかずさ、どっちが良いかなんて決められないもんね。

★今週の花岡雫★


思いっきり真子ちゃんに浮気してしまいましたが、いやいや雫もやっぱり魅力的! 男も知らぬ中2の小娘じゃ、この圧倒的な色香は出せませんよ!!(雫も中3ですけど)

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  1. こんばんは。

    やっと追いつきました...そうでもないか?
    関東は一週くらい遅いんすかね...まあ、いいか。

    いやあ、久し振りの熱血青春っぽく頑張る話っぽいんで、それだけでもうとても良いですね。
    欲を言えばタタラくんがダンスについてだけは無意識とか条件反射的に食い気味に意思表示を見せるとか、そういうのがあるともっと好みなんですけどね。

    今回、主人公的チートスキルがまた増えたのか?て思ったんですけど、なんかちょっと前のラノベ原作のチャンバラものにあったパーフェクトビジョン的な感じなんですかね?状況の全てが分かる的な。

    チート能力自体は爽快感とか気持ち良さにも繋がるのであっていいんですけど、あんまり努力を蔑ろにするような感じにはなって欲しくないですね。
    なんか頑張った上で花開くような感じならウェルカムなんですけどね。

    雫は毎度毎度むやみに色っぺぇんすけど、私は潔子さんよりは仁花ちゃん派なもので、案の定真子派に入っちゃいましたね。
    ちなみに、雪菜・かずさよりファミレスの後輩か編集部の先輩推しでしたし、君望では本命は涼宮妹、同率で大空寺でした(笑)

    • 関西は世界陸上の放送の関係で、番組が潰れまくっているので、先にまとめて2話放送されていただけで、放送の進度としては一緒のはずですよ~。

      ボールルームへようこその熱血青春っぽさ、そこは王道的でとても心地好いものですが、同時に既視感を感じなくもないです。今は社交ダンスという題材の目新しさで気になりませんが、この先は王道なだけじゃないストーリーの起伏も期待したいところ。勿論、多々良君の成長物語も。

      はじめの一歩が、主人公一歩の試合よりも脇役の試合の方が断然面白いように、群像劇としてそれぞれのキャラの物語を掘り下げていくのもありですよね。

      >ラノベ原作のチャンバラものにあったパーフェクトビジョン的な感じ
      一度目で見たものを完璧に再現できるのは確かに超人的ですけど、「センスの良さ」として現実にあり得る範疇だと思いますから、そこは自分の中でセーフです。とはいえ、ろくに練習もしないで、本番で完璧な演技ができるようになってくると話が違ってきますので、そこは厳しい第三者の目で監視していかないと!(古い)。

      >雪菜・かずさよりファミレスの後輩か編集部の先輩推しでしたし、君望では本命は涼宮妹、同率で大空寺
      なんとわかりやすい(笑) 綺麗系VSカワイイ系の二者択一は永遠のテーマであり、どうしても一方に決められないときは、第三の選択に逃げ出したくなるもの。ボールルームへようこそも第三の選択肢は出てくるのでしょうか?

      佐倉綾音さんと諸星すみれさんって、今自分が好きな女性声優の二大巨頭でもあるので、そういう意味でも片方に決められない選択ですよ~。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。