ボールルームへようこそ第2話「兵藤清春」雑感

振り返ってみれば、第1話は「はじめの一歩」と何から何まで酷似していました。片親の貧乏暮らしでイジメられている少年が、プロダンサー(ボクサー)との出逢いから競技に興味を持ち、ビデオを見て触発されて、自分もプロになりたいと懇願し、才能の片鱗と努力を見せて認められるという。一歩の場合、実家の稼業が釣り船屋で、知らずのうちにボクサーに必要な強靱の足腰が鍛えられていたバックボーンがありましたが、多々良君は社交ダンスに繋がる素養は何かあるのかな?

2話目もはじめの一歩に倣い、宮田一郎的なライバルが登場。兵藤清春は同じ中学3年生ながら、既に完成されたダンステクニックで国内敵なしという天才肌。宮田はクールでありつつも闘志剥き出しの負けず嫌いさがありましたが、こっちの清春君は黒夢のヴォーカリストぐらい気怠げな感じで、まだ多々良君を全然意識していない感じ。これから主人公が成長を遂げていけば、ライバルとしてもっとバチバチ感が出てくるでしょうか。

スポ根として“同年代のすげー奴”は絶対に欠かせない存在ですので、いくら展開としてベタであろうと、こういうのは全然ありですね。ただ、清春は恋敵的なポジションも兼ねており、花岡雫とは公私ともにパートナー感があるので気が気じゃないです!(笑) 2人の距離感はどう見ても恋人同士にしか見えませんもの。「お前ら付き合ってんの!? ねぇ、お前ら付き合ってんの!?」というヤキモキ感が半端なくて~!!

幼馴染として9年も一緒にダンスをしてきたただならぬ仲で、「清春」とファーストネームで呼んだり、彼のつれない態度に頬を膨らませて(カワイイ)不機嫌になったり、少なくとも雫が清春に好意を持っているのは間違いなさそう…。大会に出場した清春と雫の2人が、息ぴったりのダンスを披露していたシーンなんて、軽い寝取られでしたよ! ちなみに、社交ダンスって男女ペアのことを「カップル」と呼ぶんですね。こんなの絶対付き合ってんじゃん!!

本題よりラブコメの方が気になり始めた私の悪い癖が出てきてしまいましたが、ちゃんと社交ダンスの方も楽しんでいますのでご安心を(笑) 多々良君も清春に対して思うところはあったみたいですが、彼のダンスのすごさはちゃんと認めていて、手本として見せてくれた「ベーシック」を凝視しながら、その一挙手一投足を貪欲に吸収していくシーンが印象的でした。

「ついていくって……あれに!? そんなのみんなの前で絶対恥かく…! 仙石さん、僕にしょっぱい思いさせたいだけじゃないの…?」

最初は、レベルが違いすぎる清春のダンスに、完全に気後れしていた多々良君。私もそうですけど、ダンスって「恥をかく」というのが大きな心理的ハードルになっていますよね。他の一般的なスポーツなら、初心者が少々ヘタクソなプレイを見せようと、そこまで羞恥心を感じることってないですけど、ダンスは初心者が醜態を晒すと、確実に周囲の嘲笑を買ってしまいますから…。

上手い人の手本を見て、真似ることが上達の基本なのに、ダンスは上級者との比較で自分の滑稽さがより強調されてしまうからキツイ。結局、ダンスが上手くなるには、初心者でもある程度格好がつくセンスを持っているか、周りに嘲笑されても気にせず頑張れるガッツを持っているか、どっちかのタイプじゃないと難しいんじゃないでしょうか。自分はそのどっちでもなかったので、ずっとダンスは苦手分野です。

その点、多々良君はセンスとガッツの両方を持ち合わせていましたので、将来有望かな。これから飛躍的に伸びていって、社交ダンスの世界にどっぷりハマっていく多々良君を見てみたいな。でも、清春と雫が付き合っていることが確定したら、「社交ダンスなんかやってられるか! くだらねぇ!」とブチギレて辞めても全然許します(笑)

★今週の花岡雫★


果たして、雫と清春は本当に付き合っているのかどうか。まぁでも、男がいないとこの色気は出せないよねぇ。

着替え中をうっかり覗いてしまうラッキースケベに大反対な私ですが、相手が雫なら、素直に眼福を受け入れます。ウエストからヒップにかけてのラインがエロすぎ!! 着替えを覗いてしまったあとでも、何事もなかったように普通に接してくれる雫のサバサバ感が好き(笑)

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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