惡の華第6話雑感

クラスの高嶺の花をゲットした高男君は一転して人生の勝ち組に!! ブルマを盗んでからあれよあれよで憧れの女子とお付き合いすることができるとは、これは明日から全国の中学校でブルマの盗難が相次ぐに違いない! ブルマがあればの話ですけど。

疎遠になっていた山田とも無事仲直り。彼がクラスのシカトに荷担していたのは残念でしたけど、相変わらずいいキャラしているので憎めません。山田は男同士だとすごいひょうきんで騒がしい奴なのに、女子との会話になると途端に大人しくなるんですよね(笑) この女子と喋り慣れていない感がすっごいリアルで微笑ましい。

高男君のキャラも、随分身近に感じられるようになってきました。初めて彼女ができたことの幸せを噛み締めながら、浮かれて舞い上がっているところが可愛くてしょうがないです~。

「永遠の…イデア的…崇高な恋愛を、佐伯さんと共に…!」

こういう頭でっかちであるがゆえの迂遠なセリフも好きだなぁ(笑) 女性を過剰に神聖視し、性に潔癖さを押し付けるところも中学生にありがちな特性。作者はある程度自分の経験談を高男君に投影しているんでしょうけど、ここまで生々しい主人公像を描けるのはすごい。

学校を休んだ佐伯さんの自宅までプリントを届けに行くときの高男君の心理描写とか、人ごととは思えないほど共感できました。好きな女の娘の家のチャイムを鳴らすまでのあの緊張感。胸の高鳴りを抑えようと必死に深呼吸しながら、親御さんに対して失礼のない挨拶ができるよう、頭の中で何度も何度もシミュレーションを繰り返す。

意を決してチャイムを鳴らそうとした瞬間、背後から急に声をかけてきた仲村さんに、「はああああぁぁぁ…」と情けない声を出しながら腰砕けになったシーンは秀逸(笑) 演者の植田慎一郎さんは棒読み口調で滑舌も決して良くはないんですけど、こういうヘタレな演技は最高に上手いんですよね~。等身大の内向的オタクキャラを演じる上で、植田さんはまさにハマリ役。このリアルな演技は、アニメの声優さんには出せない味ですよ。

「春日君はただのセックスなんか興味ないんだ? 変態野郎の王様だね」

仲村さんは、「佐伯さんがセックスしたがっている」という嘘か誠かわからない情報で惑わしてくるところが上手い。そして、高男君が混乱している隙にすかさずチャイムを鳴らして逃走! 前回といい、全力ダッシュで逃げる仲村さんの姿は可愛すぎる!(笑)

「あのっ、プリント…! 佐伯……菜々子さんに、届けに来たプリント! …です!」

せっかく精神統一して挨拶の仕方を綿密にシミュレーションしていたのに、仲村さんに心を乱されまくった挙げ句、勝手にチャイムを押されたもんだから、あわあわと支離滅裂な応答で返す高男君。それにしても「プリントです!」はないでしょ~(笑) 佐伯さんのお母さんには「プリント君が来た」としか伝わっていないじゃないですか!(笑) いや~、ここはお腹が捩れるぐらい笑いました。

仲村さんはホント、人に嫌がらせする天才。その嫌がらせも本気の嫌がらせではなく、どこかユーモアが見え隠れする悪戯的なノリだから、不快さを感じさせないんですよね(感じている人もいるでしょうけど)。

彼女の柔軟なドS的発想は様々なアイディアに満ちていて、「そう来るか!!」という驚きがある。次は一体何をしでかしてくるんだという先の読めない不安感と同時に、次は一体どんな驚きが待っているんだという期待感。要は、すっかり仲村さんの虜だということですよ。

『惡の華』Blu-ray 第二巻

販売元:キングレコード( 2013-08-21 )

定価:¥ 6,480 ( 中古価格 ¥ 2,578 より )

Amazon価格:¥ 4,400

時間:

2 枚組 ( Blu-ray )


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL