あいまいみー総括

部活をほとんどしない部活アニメということで、てーきゅうと同じノリのコメディを期待していたのがそもそもの間違いでした。

初回1話はひどかったです。シュール系ギャグを志向していることは理解できましたが、支離滅裂すぎる話は笑いどころの見極めすら困難で、本当にクスリとも笑えない。シュールなら何でもいいってもんじゃないよ? ただメチャクチャな話なら誰でもできるよ? と、最初は脳内でダメ出ししまくっていました。

ところが、第4話の「度胸MAX人間」が不覚にもツボにはまってしまう。ようやくあいまいみーの面白さを少しだけ認めてやろうかなと思った矢先、次なる第5話「跳躍2.6次元」で最高にドシュールな話を見せられ、再び置いてけぼり

そこで「やっぱりこのアニメはダメだ!」と見限ってしまうのではなく、「次こそは理解してみせる!」と謎のスイッチが入ってしまった自分。でもそこから少しずつ身体が順応し始めたのか、この不条理さが癖になり、フツーに面白いと感じられるようになりましたよ!

奇想天外というよりは狂気に近いキャラクターたちは、受け入れるまでに少々時間がかかりましたが、受け入れられてからは皆愛おしい。取り分けクズなミイが好きですが、地味にもっとクズな麻衣も好き(笑) 第12話「大怪獣現る」での一瞬の掌返しは秀逸でした。

あいまいみーの楽しさはサーフィンの楽しさに近いのかもしれません。最初は全然波になんか乗れない。どんなに上達したところで波に乗り続けられるのは、時間にして正味数秒程度なのですが、その“一瞬の快感”を求めてシュールの海へと駆り立てる。

あいまいみーという20m級の高波を見事にライディングするのは紛れもない快感なのです。そんなアニメサーファーたちのチャレンジ精神をくすぐるアニメでした。

あいまいみー 【DVD】

販売元:竹書房( 2013-03-22 )

定価:¥ 5,184 ( 中古価格 ¥ 1,900 より )

Amazon価格:¥ 4,581

時間:39 分

1 枚組 ( DVD )


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL