アイカツ!1stシーズン第10話「虹色のおとめ」雑感

有栖川おとめ。3rdにも登場する初期の人気キャラの1人ですが、私は逆に苦手キャラの1人。アイカツ!のキャラはほとんど好き嫌いなく、みんなが愛すべきキャラばかりなのですが、「らぶゆ~」「なのです~」という独特の口癖を連呼する不思議ちゃんアイドルは、数少ない“ハマらないキャラ”でした。

各学年からたった3人しか選ばれないスペシャルクリスマスイベントの参加資格を争うオーディションはトーナメント方式による一騎打ちで行われ、まるでジャンプのバトル漫画に出てくる武術大会のよう。1回戦でいきなり実現したいちごVSおとめという好カードに、「星宮と有栖川の対決、まさに天然対天然の戦いね…!」と呟く学園長。シリアスな顔してさらっとひどいこと言いやがる(笑)

しかし、おとめは天然キャラ特有のバカっぽさを持つとはいえ、脳天気に生きている考えなしの人間ではありませんでした。大好きなポップコーンをたくさん食べたあとも、ちゃんとそのぶん運動をして体型維持を図ったり、本番前の不安は徹底した練習量で打ち消そうとする真の努力家

自分はドジで不器用な分、人よりいっぱい練習して頑張らないとダメなんだと言い切るおとめちゃんに私は感動ですよ。これで随分誤解が解けたというか、おとめへの苦手意識はだいぶ払拭できた気がしますね。

2人の対決はいちごに軍配が上がり、残念ながらおとめは1回戦敗退。勝者のいちごを笑顔で讃えるおとめでしたが、不意に溢れ出る大粒の涙。「どうして…? こんなにいちごちゃんおめでとうと思ってるのに…!」と言いながらもぼろぼろ止まらない悔し涙は、それだけ彼女が真剣さを持ってオーディションに挑んでいた証拠。おとめちゃん、らぶゆ~なのです!

アイカツ!が見放題の動画配信サービス
dTV
dアニメストア
バンダイチャンネル
hulu

アイカツ!1stシーズン Blu-ray BOX1

販売元:Happinet(SB)(D)( 2014-11-05 )

定価:¥ 28,944 ( 中古価格 ¥ 15,981 より )

Amazon価格:¥ 21,650

時間:600 分

4 枚組 ( Blu-ray )


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
この記事のトラックバックURL
  1. 第一印象を良い意味で裏切ってくれる、奥深い魅力を持ったキャラばかりのアイカツ!ですが、個人的におとめちゃんはアイカツ!の中でも、最もその奥が深いキャラだと思っています。

    仰る通り、パッと見はよく居る不思議ちゃんっぽいですが、その実は人一倍努力家で、誰よりもステージを怖がって、そして誰よりも「勝ち」にこだわっている子なんですよね。
    オーディションに負けても笑顔で相手を称える爽やかなスポーツマンシップ精神溢れるアイカツ!では、実はおとめちゃんのように「悔し涙」を流すことって珍しいんですよね。
    どんなに悔しくても笑顔で相手を称える姿にも感動ですが、だからこそおとめちゃんのように、「笑顔で称えたいのに悔し涙がこらえきれない」という「勝ちたかった」気持ちを真っ直ぐに表す姿に強烈に胸を打たれるんです…。

    そんなこんなでおとめちゃん、らぶゆ〜なのです!!

    実は私、おとめちゃん超好きでして、4年目に入った今でも好きなキャラランク第3位だったりします。それだけこの初登場回にハートを射抜かれて、そのままずっと好きでい続けているんですよ〜。
    アイカツ!って、キャラの初登場回が本当にどれも印象的なんですよね。みんな良い意味で予想を裏切ってくれるので、おかげで毎回「え!?なにこの子最高っ!!」となって一目惚れしてしまいます。

    • カズさんがおとめちゃん好きなのは気付いていましたけど、まさか3位に入るほどにお気に入りのキャラだったとは思っていませんでした。迂闊に悪口言わなくて良かった(笑)

      この1期10話を見ておかないと、どうしてもおとめちゃんのキャラは誤解してしまいますね。「ぷり」な人だったり、「やで」な人もそうですが、こういう特異なキャラは最初イラッとさせられたあとで、その裏に隠された努力の程を知り、表面しか見ていなかった己の愚かさを反省すると共に、応援したい気持ちが沸き上がってしまう。最初のイラッは大事ですね!(笑)

      >「勝ちたかった」気持ちを真っ直ぐに表す姿に強烈に胸を打たれる
      負けを受け入れられず感情的になったり、悔しさのあまり涙でボロボロになったり、そういうある種無様な姿も敗者の姿としては美しい。潔くない敗者の姿は、それだけ勝利への執念を持ち、真剣に勝負に挑んでいた証拠ですから。勝負に負けたあと、悔しさを噛み殺して勝者を讃える姿勢はとても大事ですが、みんながみんなそうである必要はないです。どちらの敗者の姿も立派ですよ。

      健闘虚しく破れてしまったおとめちゃんですけど、このあと敗者復活戦で見事返り咲けてよかったです。それにしても、「リベンジオーディション」って(笑) 何気なく使っているけど、「リベンジ」って結構キツイ言葉よ?