アイカツ!1stシーズン第6話「サインに夢中!」雑感

芸能人の嗜み、サイン。アイドルとしてサインの練習に勤しむ回は3rdにも存在していて(大空JUMP!)、個人的なお気に入りの回の1つでしたが、こちらはそれ以上に印象深い、感動の神回でした。まさか「サインに夢中!」というタイトルが、ポジティブな意味とネガティブな意味を併せ持つダブルミーニングになっていたなんて。

まだ自分のサインを持っていないいちごは、蘭にも手伝ってもらって一緒にデザインを考案することに。突き放した態度ながらなんだかんだで面倒見が良い蘭と、子犬のように無邪気にじゃれつくいちごちゃんの2人のやりとりは可愛すぎて、百合にまったく興味がない私でもそのいちゃいちゃっぷりに思わず頬が緩みます(笑)

いちごちゃんのサインがようやく完成しましたが、デザインに凝りすぎたがあまり、書き上げるのに時間がかかってしまうのが難点。じゃあ、もっと簡略化させようかではなく、たくさん練習して複雑なサインでも素早く書けるようになろうという発想が素敵。プリパラの真中らぁらも、同様の経緯で複雑なサインを書くようになっていましたが、これはいちごちゃんの影響だったんですね~(笑)

サインを早く書き上げるためには筋力アップからと、特製ギプスをつけて猛特訓に励んだり、私の知っている“アイカツ!らしさ”が出てきました。やっぱり、アイカツ!は徹底したフィジカルトレーニングあってこそ!

特訓の甲斐あり、なんとかサインが短時間で書けるようになると、弟のらいちが実家のお弁当屋で勝手にサイン会を開いたことで、早くもファンにお披露目する機会が訪れる。ここはストーリー的には、「いちごちゃんが苦労して考えたサインが大好評で、お客さんみんな喜んでくれた」という締めでいいところ。なのに、いちごちゃんは複雑なサインを早く書くことだけに集中するがあまり、ぞんざいな対応にファンがガッカリしてしまうという展開だったのが深いです。

サインという作業に夢中になりすぎて、目の前のファンを蔑ろにしてはいけないというのは正論。でも、ファンのために頑張った努力が報われず、逆にファンの不評を買う結果になってしまうなんて、こんな悲しいことがありますか!? しょぼーんと落ち込むいちごちゃんの顔は切なすぎて見ていられない…!!(泣)

良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうことほどへこむことはありません。けれど、ここでいちごちゃんはふて腐れたり、いじけてしまうことなく、自分の未熟さを真摯に受け止めて反省したあと、すぐに気持ちを切り替えられた。ここなんですよね、アイカツ!の感動って。落ち込んでしまいそうなことがあってもその場で立ち止まることなく、常に前向きで頑張っている姿に胸が熱くなるのです。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 正にアイカツ!の良さが全て凝縮された、アイカツ!を象徴する神エピソードの1つですね〜。
    リアルタイムで初見だった頃も、この辺りからもうアイカツ!はとんでもないアニメだと確信しました。

    思わずニヤけそうになるコミカルな掛け合い、お互いに協力しあう友情、熱い謎トレーニング、アイドルとして成功するために知っておかなければならないシビアな側面、失敗してもへこたれずに前を向く姿勢、そして最後のいちごちゃんの輝く笑顔…。なんと濃密な30分なんでしょうか。
    実際本当に仰る通り、相当ショックだと思いますよ。頑張ったことが裏目に出るなんて。それでも反省した後、前を向いてまた笑顔で頑張れることの尊さたるやですよ。
    やっぱり笑顔なんですよね〜アイカツ!の感動は。デレマスのプロデューサーがアイカツ!の世界に来たら、みんな笑顔が素敵すぎて昇天しそう(笑)

    • 蘭の部屋で仲良くサインの練習をしているシーンだけでもう大満足してしまって、「今回は10点満点だな」と確信したというのに、そこから更に右肩上がりで上昇し続けた神回中の神回。まさに濃密な30分でしたね。アイカツ!に求めている要素が全部詰まっていました。

      頑張っているのに報われないという姿は、見ていて本当に心が痛みます。自分勝手な行動で怒られるならまだしも、ファンのためを思った行動が逆にファンから不評を買うなんて、やりきれない思いです。それでも、すぐに立ち直って前に進めるいちごちゃんは素晴らしいなぁ。

      けど、敢えて言うなら、ファンもこらえ性がないですよ! 話しかけて反応がなかったとしても、いちごちゃんが一生懸命サインを書いている最中の表情をガン見できるなら満足だろうと!(笑)